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★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

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マルケス選手がアラゴンGPで先行して使っていた新型ヘルメットが、ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)として正式に発表されました。モデルとしてはX-Twelve(X-12)の後継モデルにあたるわけですが、やはり13だと縁起が悪いということでしょうか、名称はX-Fourteen(X-14)になるようです。

★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

プレミアムヘルメットメーカーが自身のフラッグシップモデルをリニューアルしようとした時、何がおきるだろうか?新しいショウエイのX-Fourteen(X-14)はその回答と言えるモデルで、世界最高のライダーのマルク・マルケスブラッドリー・スミスらを守るヘルメットだ。先代のX-Twelve(X-12)から高速域でのエアロダイナミクスを向上させるために、風洞試験の中からヘルメットを後方に押す方向に働く力の発生を低減させている。

★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

このテストは通常の乗車時、スポーツライディングの姿勢だけではなく、レースの中で発生する体制でも行われた。これはMotoGPライダーにとってもサーキット走行愛好家にとっても嬉しい特徴をヘルメットに与えている。特徴の1つとして特許登録を待っているリヤスタビライザーシステムという1組のフラップだ。このフラップはオプションで幅の狭いものに交換が可能で個人の好みに合わせる事が出来る。空気抵抗はシェルのトップ部分、シェルの顎部分で最小化される。さらに、オプションで顎部分の下に装着可能なローワーエアスポイラーによってさらなる安定感が得られる。

★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

レーサーを熱いバトルの中でクールに保つため、X-Fourteen(X-14)は12のベンチレーションホールを持ち、走行風が効果的にライダーの頭を冷やす。6個の排気孔はヘルメット後方に発生する負圧を利用して、ヘルメット内部の暖められたエアーを効果的に吸い出す。革新的なチークベンチレーションシステムから取り入れられた走行風は、EPSライナーを通りチークパッドから吹き出す仕組みとなっている。

★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

ショウエイによるとX-Fourteen(X-14)のベンチレーションシステムは、ヘルメット内部の暖かく湿度の高い空気を効果的に冷却し排出することが可能で、さらにX-Fourteen(X-14)のベンチレーションは、ウインドスクリーンに完全に隠れるようなレーシングポジションをとっていても効果的に働くという。X-Fourteen(X-14)のCWR-Fシールドは特許登録待ちのボルテックスジェネレーター(※渦流生成器 故意に気流の渦を作り出し、空力特性を制御する整流板の総称)によってヘルメットのエアロダイナミクスを向上させており、シールド自体も光学的な透明性を失うことなくリブが入っている。

★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

新しいダブルロッキングシステムは転倒時の不用意な開閉を防ぐ。また、新たにデザインを見なおされたQR-Eプレートによってシールドの交換が先代モデルよりも容易になっている。またシールドにティアオフフィルム、ピンロックのマウント用ポストが装備されている。ヘルメットのシェルサイズは4つ。ライダーの頭のサイズに合わせてXSからXXLが用意される。シェルの内側は多層のEPSライナーは衝撃の吸収をコントロールし、ライナーシステムの交換は先代モデルの約半分の速度での交換が可能とのことだ。ライナーはチークパッド、センターパッドの厚さを変えてフィット感の調整が可能となっている。

 

X-Fourteen(X-14)は2016年の春に登場が見込まれており、価格はまだ明らかになっていない。おそらくX-Twelve(X-12)と同じような価格になると予想されている。

★ショウエイ(SHOEI)からX-Fourteen(X-14)が登場

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