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★ニッキー・ヘイデン「MotoGPとWSBKの両方でタイトルを獲得したい。」

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茂木では感動のスピーチでMotoGPは今年で最後になると語ったヘイデン選手。2017年にはホンダから新型スーパーバイクが出るかもしれませんし、WSBKでの活躍も期待したいところです。アメリカはCOTA(※オースティン戦の舞台)の建設〜ケビン・シュワンツが親善大使となって国内レースを盛り上げ、国内ライダーのレベル引き上げを頑張っていますので、今後も世界選手権で活躍するアメリカ人が登場する可能性はあるかなと感じさせます。日本の場合、JSBWSBKとレギュレーション、選手権自体のレベルが異なり、優勝したところで世界戦へ直結するか?スポンサーがつくか?というとそうでもない現状があります。このあたりは4大メーカーで「世界戦に日本人を送り込むんだ!」という思いのもと、日本版CEV(FIM・CEVレプソル国際選手権)みたいなものを生み出して欲しいと思います。そういった動きがあるのであれば「気になるバイクニュース。」は全力で応援したいと思います。

ニッキー・ヘイデン インタビュー

声を詰まらせ、目に涙を滲ませながら、ニッキー・ヘイデンMotoGPのプレスカンファレンスにおいて今季限りでMotoGPクラスへの参戦を辞め、来年はWSBKに参戦する事を発表した。

先週末の茂木のプレスルームはエモーショナルな雰囲気に包まれていた。ニッキー・ヘイデンは2006年にタイトルを争ったロッシ他、トップライダーが並ぶ中で今回の発表を行った。

ヘイデンがAMAスーパーバイクチャンピオンになってから13年。彼はMotoGPの舞台で合衆国国旗をたなびかせてきた。ヘイデンは彼のキャリアで最高の時を過ごしたホンダと共にスーパーバイクに参戦する。

ニッキー・ヘイデン インタビュー

Q

「最高の瞬間はいつでしょうか?」

ニッキー・ヘイデン

「間違いなくタイトルを獲得した2006年だね。2005年と2006年のホームGPラグナセカでの勝利も忘れがたいけど、ワールドチャンピオンになる事とは比べられないね。結果が出ると信じて戦って最後までハードに戦ったんだ。あれは自分のシーズンだった。」ニッキー・ヘイデン インタビュー

Q

「将来についてはどのように考えていますか?」

ニッキー・ヘイデン

MotoGPではずっとラッキーだったと思っているんだ。強豪メーカーや強豪ライダーと競いあう事が出来たからね。これからはホンダと新たなチャレンジをする事になるけど、自分にとって原点とも言えるスーパーバイクに参戦する事に関してはとても楽しみにしているんだ。出来るだけすぐに順応して楽しみたいね。」

ニッキー・ヘイデン インタビュー

Q

「そこでの目標はどのようなものでしょうか?」

ニッキー・ヘイデン

「未来について話すのは少し早いかなと思っているけど、やはり目標はWSBKのタイトル獲得だね。そしてMotoGPWSBKの両タイトルを獲得した初めてのライダーになること。とにかく、今は走ってみて自分がどの程度の戦闘力があるのかを確認する事だね。初年度は簡単ではないと思う。まずは自分を適応させないと。2017年からフロント争いが出来ると良いと考えているんだ。」ニッキー・ヘイデン インタビュー

Q

「素晴らしい別れの挨拶でしたね。」

ニッキー・ヘイデン

「そうだね。皆の暖かさに感謝しているよ。13年間本当に素晴らしい時間だったし、ワールドチャンピオンになるという夢を叶えることも出来た。もっと勝てたと思うし、もっと成功を収めることも出来たと思うけど、高いレベルで戦うことが出来た自分のバイクには感謝しているんだ。」

 

パドックには本当に素晴らしい人達が集まっていたし、多くの友人を作ることが出来てラッキーだったと思う。今のMotoGPは本当に素晴らしいと思う。バイクは進化していて非常にコンペティティブな場になっているし、安全にレースが出来るようになっているし。以前よりもこのスポーツの人気は高まっているし、エキサイティングになっている。ドルナは良い仕事をしていると思うよ。今シーズンがどのような形で幕を閉じるのかを楽しみにしているんだ。応援してくれた全てのファン、そして今まで共に戦ったチームに感謝したいね。」

Q

「最高峰クラス最後のアメリカ人でしたね。」

ニッキー・ヘイデン

「自分のバックグラウンドと成功に関しては誇りに思っている。モーターサイクルは自分がずっと情熱を注いできた事だし、MotoGPクラス最後のアメリカ人になれたというのは凄いことだと思う。ファクトリーライダーであったこともあるし、良い生活を送ってこれたと思っている。これから家でリラックスして過ごすことも出来るけど、毎週末に自分のベストを尽くすという事を続けたいんだ。このスポーツを愛しているし、ファンの事も愛している。そして何よりもレースをするのが大好きなんだ。テストライダーになるという選択肢もあったけど、自分の目的はレースを続けることなんだよ。」

Q

スーパーバイクについてどのように考えていますか?」

ニッキー・ヘイデン

「新たなチャレンジだね。新しいサーキット、新しいライバル、新しいタイヤ。。スーパーバイクでレースをしたのは随分前だけどその事は良く覚えていて、この経験がスーパーバイクにスイッチする助けになると考えている。学ぶことは多いけどやる気は満ち溢れているね。楽しんで良い結果を残したいね。」

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