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★Ducati ディアベルの派生モデルとしてベルトドライブのクルーザータイプをEICMAで発表か?

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Ducatiがディアベルを出した時もDucatiがアメリカンタイプのバイクを出すとは。。という衝撃がありましたが、ディアベルを発展させた完全なるクルーザータイプのバイクがEICMAで発表されそうです。見た目はほとんどディアベルと変わりませんが、まさかのベルトドライブ。どんなモデルに仕上がるのか気になるところです。

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Ducatiがクルーザーを作るというのは奇妙に思えるかもしれないが、ローシートに高いスポーツ性能を誇るバイクということで2011年にディアベルというモデルが生まれた。セールスはデビュー後は着実な推移を見せていたが、近年は若干人気に陰りが見えるようだ。新しく情報として入ったスパイショットに映るモデルから、Ducatiがディアベルのプラットフォームを使って新しいバイクを作ろうとしていることが伺える。フレームは新型でスイングアームも同様。LEDヘッドライト、そして駆動方式はチェーンではなくベルトドライブのようだ。

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エンジンはDVT(可変バルブタイミング)システムによってパフォーマンスの向上が図られていると思われる。エキゾーストも新しく巨大な排気口がリヤタイヤの前方に配置されているようだ。フロント周りではライトが新しくなり、巨大なエアインテークが無くなっている。新しいフレームはコンパクトになり、リヤのシリンダーが顔を覗かせている。ステップはクルーザーらしくさらに前方に配置されている。Ducatiの広報は長らくディアベルをクルーザーと呼ぶなと言っているが、今回のモデルはまさにクルーザーといった見た目だろう。

 

燃料タンクは新しく、やはりここにあった巨大なインテークが無くなったことが目につく。これはこうしたデザインとなるのか、開発のテストのために一時的にこうしたデザインとなっているのかは定かではない。新しいフレームによってエンジンをよく見ることができるが、どうやらこのエンジンも新型でDVTエンジンのバリエーションなのではないかと予想される。CARB(カリフォルニア州大気資源局)への登録内容を確認してみたが、今のところまだ新しいエンジンは登録されていないようだ。

 

昨年のディアベルのメガホンスタイルのマフラーはスクランブラーとクルーザーの中間のようなデザインであったが、今回のエキゾーストはリヤタイヤの前に排気口を持つタイプだ。このエキゾーストはエンジン後ろのスペースにほとんどのマフラー容積を収めているようだ。スイングアームは水平に搭載されているようであるが、既存のディアベルと異なりスイングアームの上にマウントされている。


ディアベルとの一番の驚くべき違いとしては、チェーンではなくベルトドライブであることだろう。クルーザータイプのバイクを考えた場合、こうしたメンテナンスフリーの仕様はマーケットに対しての会えピール材料になるだろう。詳細な仕様などは今年のEICMAにて発表されるはずだ。

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