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★MotoGP2015ドイツGP 決勝レースセクター分析

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最近セクターごとの分析エントリーみたいなものを書いておりますが、一度テンプレを作ってしまうとチャートを作成するのは楽なのでということで、先日の決勝のトップ5人のライダー(マルケス、ダニ、ロッシ、ロレンゾ、イアンノーネ)のセクタータイム比較&ラップタイム比較チャートです。

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セクター1では各選手とも他のセクターに比べて大きな違いはありませんが、ロレンゾ選手とイアンノーネ選手、ロッシ選手は、レース後半に徐々にペースが落ちています。

セクター2は選手ごとの違いが大きく出ました。ホンダの2人がこのセクターは圧倒的に速いのは昨年と同様ですね。ロッシ選手はレース後半になって19周目以降急激にタイムが伸びており、Ducatiのイアンノーネ選手は、このセクターで大きく差を付けられているようです。プレスカンファレンスでもそんな話が出ていましたが、ペドロサ選手はレース後半になってもペースが落ちず、セクターによってはレース後半のほうが早いタイムが出ています。

セクター3はロッシ選手が平均的には一番良いタイムを記録しています。イアンノーネ選手はこのセクターでも大きく差をつけられています。

セクター4ではマルケス選手以外はほぼ同じタイム。ロッシ選手は最終周はどのセクターも遅いタイムとなっており、無理せず安全に走ったという事が伺えます。

こうしてラップタイムを眺めるとマルケス選手の速さが際立ちます。ペドロサ選手は本人も驚いていたようにレース後半になってもタイムが落ちておらず、ロレンゾ選手はスタート以外最悪だったと語っていたようにタイムは周回を追うごとに悪化しています。

マルケス選手も周回を追うごとに後半はタイムが悪化してはいるものの、タイムの落ち方がかなり緩やかであったことがわかります。しかし、こうして視覚的にラップを捉えるのも面白いですね。次のレースは8/9のアメリカGP インディアナポリスです!