★Mehmet Doruk Erdemによるstreamliner(流線形車両)コンセプト
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バイクなのか車なのか、そもそもどのように走るのかよくわからないstreamliner(流線形車両)というものがasphaltandrubber.comで紹介されていました。完全なコンセプトデザインとのことなので、実際の走行可能な車両ではないのですが、デザインとしてのインパクトはかなり強い車両達です。どちらかというとタイヤではなく宙に浮いて飛びそうなデザインにも見えます。
以前asphaltandrubberのサイトで紹介したstreamliner(流線形車両)についてMehmet Doruk Erdemによる、その他のコンセプトモデルを紹介しよう。以前紹介したBMWのApolloは芸術的なモデルであったが、今回紹介するEternity、Alpha、Spiritoはより未来的なデザインをしている。Erdemのコンセプトは車により近いデザインと言え、こうしたデザインを見ると車メーカーが将来的により効率的なこうした小型車両を作るのではないか?という予想もしたくなる。
Mercedes-Benz Eternityコンセプト
最初はEternityコンセプトについてだが、巨大なグリルが特徴となっており、三星のブランドマークが目立つ。その他のデザインと同様にシート位置に現実性はない。この滑らかなマシンはボンネビルの塩のフラットトラックが似合うだろう。
BMW Alphaコンセプト
もう一台のBMWのAlphaは、リヤフェアリングがほとんど存在しないが、強烈なイメージを与える。BMWモトラッドがこうしたデザインをすることは考えられず、どちらかというと車の部門から出てきそうなアイディアと言える。同じ企業内の異なる部門が同じコンセプトの車両を作るかもと考えるのは面白い。
Alfa Romeo Spiritoコンセプト
Spiritoもまた車のようなフロントグリルを持っており、この効果によってアルファロメオのロゴに注目を集めるのに一役買っている。
これらのデザインは1930年代のエアレースを思い起こさせるが、Erdemもこうしたものからデザインアイディアは得ているだろう。Eternityは垂直尾翼が目立つデザインながら、Spiritoはリヤタイヤとなる。速く走るのは約に立たないかもしれないが、巨大なフロントとバランスを取る面白いデザインであると言えるだろう。
現実的な話をするとこの3台ともに実用性はない。おそらくこうした車両に実用性を持たせるデザインが出来るデザイナーの手によって始めて、現実世界でその姿を見ることが出来るだろう。さて、これらの車両はあなたの空想をどの程度刺激するだろうか?