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★カタルーニャGP3位 ペドロサ「自分の選択は正しかった」

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さらにカタルーニャGPのプレスカンファレンス全文翻訳です。ペドロサ選手のインタビューは抜粋版を昨日ご紹介しましたが、こうして全文書き起こしてみると、だいぶ省略されたインタビューだったんだなとわかります。彼は腕の調子も良くなって本調子でレースが出来て本当に良いコンディションですね。
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ニック・ハリス

「今までの困難を経て表彰台に帰ってきました。最高の結果ですね。」
ダニ・ペドロサ
「表彰台に戻ってこれて本当に嬉しいです。今までとても長くつらい日々でした。とてもつらい決断をした瞬間もありましたし、全ての物事が自分に立ち向かってくるような困難な時でしたね。自分の心に従ったんですが、正しい選択でした。復帰以来どんどん調子が良くなっていって、フィジカルの面でどんどんと調子が良くなっていくのがわかりました。これは精神面にとっても非常に重要なことで、どんどん自信が湧いていきましたし、(※今までの事を)忘れることも出来ましたし、攻めて走ることが出来るようになりました。母国での表彰台はチームにとって良かったですね。彼らにはこういう素晴らしい瞬間を享受して欲しいしね。レースペースからは離されているものの、一日にして解決出来ることではありませんし、問題がある事もわかっています。少しずつ前進していきたいですね。自分達のバイクの問題がどこなのかわかって、自分たちに合ったトラックであれば、いまの状況がよりハッキリと理解出来るようになると思います。」
 
ニック・ハリス
「レースを欠場するという決断はとてもつらく特別なものだったでしょうね。」
ダニ・ペドロサ
「ホンダ、チーム、ファン、家族や友人から素晴らしいサポートをしてもらいました。とにかく感謝したいですね。今まで懸命に治療してくれたドクター達にも感謝したいですね。今回の表彰台は彼らのためにも嬉しいですね。ここからさらにバイクの問題を解決して良い結果を出していきたいですね。」
 
Q
「3人にマルケスに関して質問です。アラゴンではダニが彼に接触されて転倒、ヴァレンティーノはアルゼンチンで、そしてはホルヘは今日彼に突っ込まれたわけですが、彼の走りは危険であなた達自身の安全をも脅かしていると思いますか?」
ダニ・ペドロサ
「レースはレースですし、過去は過去です。」
 
Q
「それではダニ、今日はホンダとヤマハに大きなギャップがありました。バイクの調子について教えて下さい。」
ダニ・ペドロサ
「段々とバイクは良くなっているとは言え、まずレースの序盤で既に大きな差が出来てしまいましたね。中盤から終盤にかけてもギャップが開いてしまい、いつものようにバイクをしっかりと加速させられない状態なんです。ここはいつものトラックに比べてバイクが深いバンクで寝ている事が多いので、ホンダにはあまり合っていないというのはあります。ただ、今回は孤独に走れたというのは良いことで、バイクを時間をかけて理解することが出来ましたし、次のレースからはもう少しギャップを詰めたいと思います。」
 
Q
「カタールの後レースをすることを辞めるというような状態だったわけですが。(※質問者の英語がメチャクチャで何を言っているかわかりませんが、こんな意味だと思います。)」
ダニ・ペドロサ
「自分にとって腕の具合が良くならない状態でレースをすることに意味は無いと思ったんです。ハンドルバーを握れずライディングに集中出来ないような状態ではね。レース活動を続けるためにもそういった障害はクリアにしておきたかったんですよ。」
 
Q
「6月が新たなエレクトロニクスの開発の最終期限ですが、ホンダにとってどうやってこの状況を改善出来ると思いますか?」
ダニ・ペドロサ
「新しい2016年向けのエレクトロニクスに期待するしかないですよね。不可能では無いと思います。」
 
Q
「3人に質問ですが、今日はケイシーがトラックに来ていました。彼に戻ってきて欲しいですか?」
ダニ・ペドロサ
「彼とはボックスでも会っていてね。彼とは15歳の時から一緒にレースをしているんです。彼をとても尊敬していますよ。彼と色々と話して彼の経験などから色々と学ぶ事もありますし、彼が8耐でバイクレースに戻ってくるのは嬉しいですね。ただ、MotoGPでレースをするには意志こそが大事ですから。」