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★カタルーニャGP2位 ロッシ「予選で5位以内に入れれば…」

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引き続き、カタルーニャGPプレスカンファレンス全文翻訳です。相変わらずレース終盤には圧倒的な速さを発揮するロッシ選手ですが、本人も語っているように予選さえ良ければ優勝を狙えますね。
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ニック・ハリス

「今日はホルヘとの差を詰めるべくハードに攻めていましたね。ホルヘも述べていましたが、今日はかなり接近したポイントがありましたね。」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「今日は2回ホルヘを抜くチャンスがありましたがダメでしたね。今日は優勝を目指せる状態だっただけに残念です。でも見方を変えれば嬉しいですね。今日は大事なレースだったし、状況が違う3戦でフリープラクティスで苦しんでいたんですから。ル・マンではレースは良かったですが、フリープラクティスがダメでした。ただ、徐々に良くなっています。今回も土曜の朝には良い調子でしたから。ただホルヘがこういう風に調子が良い時は、3列目から勝とうとするのは難しいですね。今日の自分は完璧だったとは言わないですけど、ほとんど無駄が無い走りでした。2位に追いついた時の差が1.5秒でしたが、この差を縮めるのが難しかったですね。ですから予選で5位以内に入るしかないですね。今日はそのポテンシャルがあっただけに残念です。ただ、これが現行ルールだと、予選が1周だけ速くて本戦は遅いバイクが沢山いるから難しいんですよね。ただホルヘの場合も毎回同じバイク、同じタイヤでの予選順位ですからね。この部分の改善が必要ですよね。この結果はまた自信に繋がりました。あとはしっかり休んで皆が好きなアッセンに向かうだけです。ただアッセンは天候が変わりやすいですから、どうなるかわからないですね。」
 
Q
「ホルヘとヴァレンティーノに質問です。今回のレースの後半では2009年のレースのような展開を予想してました?(※2009年はフィアットヤマハで戦っていた2人。最終コーナーでロッシ選手がロレンゾ選手をパスして優勝しました。)」
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ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分は勿論抜こうと思っていたんだけどね(笑)さっきも話したように1、2回ほど彼を捉えられる瞬間があったんですよ。2回目のチャンスの時はちょうど最終ラップで彼に追いつけるかなと計算していました。でもダメでしたね。でも追いついていたらバトルはとても楽しいものになっただろうし、ハードで見応えのあるものになったと思いますよ。」
 
Q
「3人にマルケスに関して質問です。アラゴンではダニが彼に接触されて転倒、ヴァレンティーノはアルゼンチンで、そしてはホルヘは今日彼に突っ込まれたわけですが、彼の走りは危険であなた達自身の安全をも脅かしていると思いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「マルケスは凄く人懐っこくてフレンドリーなやつなんで、常に他人を触りたがるんですよ(笑)これは彼の本能みたいなものなんで、決勝でも他のライダーのバイクに寄っていきたがるんですよ(笑)」
 
Q
「ヤマハの2人に質問です。明日はテストを行いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ええ。そうです。でも正直何をやるのか分かってないんですよ。」
 
Q
「ホルヘ、ヴァレンティーノに質問です。ドヴィヅィオーソもマルケスもクラッシュしましたが、チャンピオンシップにおいて優勝する可能性があるのは、もはやあなた方2人のどちらかしかいないのでは?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「完全にそうだとは言えないと思います。ホルヘも言っていたようにヤマハはコンスタントに走っているけど、今のこの状況で出来る限り多くのポイントを獲得したいと思いますね。Ducatiやホンダも今の問題をチャンピオンシップ後半までに直してくる可能性もあるし、マルケスやペドロサが自分たちよりも強くなってポイントを重ねるということもあり得るわけです。」
 
Q
「ポイントのリードを保ってアッセンを迎えるのは久々ですね。アッセンではホルヘに勝てると思いますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「アッセンは重要だよね。僅か1ポイントの差だしホルヘはとても強いけどね。アッセンは好きなトラックだし、過去には良いレースも出来ているし可能性はあると思います。」
 
Q
「3人に質問ですが、今日はケイシーがトラックに来ていました。彼に戻ってきて欲しいですか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「ストーナーは最高のライダーの一人ですよ。ただ、正直言ってチャンピオンシップにこれ以上強いライダーはいらないかな(笑)冗談は置いておいて、彼がこれだけ長期間レースから離れていて戻ってくるとしたらどうなるでしょうね。8耐では彼がどういったレースをするのか楽しみですね。」