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★アレイシ・エスパロガロ「予選ではなく決勝こそが重要。」

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まさかのスズキ1、2となった予選ですが、プレスカンファレンスの様子をお届けします。

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ニック・ハリス
「スズキは2007年にクリス・バーミューレンがアッセンで記録したポールポジション以来初めてのポールポジション獲得となりました。スズキが予選1、2フィニッシュを記録したのは1993年にケヴィン・シュワンツがワールドタイトルを獲得した年以来だと記憶しています。」

アレイシ・エスパロガロ

「今日は大勢のお客さんの前でポールポジション、そしてサーキットレコードの更新が出来てとても嬉しいです。去年もそうですけど、このトラックで走るのが本当に好きなんですよ。昨日からバイクはとても快適に走ってくれてフレームがとにかく素晴らしいですし向きもよく変わります。新しいエンジンも数キロ速くなっただけとは言え、ストレートでは助けになるので良いですね。この”スズキファミリー”で働き出してまだ数戦ですけど、こうして予選1、2を飾ることが出来てとても嬉しいですね。」

 

ニック・ハリス
「全てが上手くいった感じですか?」

アレイシ・エスパロガロ
「実際のところ1周目はそこまでプッシュしたという感じでも無かったんですけど、2周目は全てを出しつくしたラップでしたね。ソフトタイヤの恩恵もありましたけどね。」

 

ニック・ハリス
「決勝ではタイヤチョイスが重要になりますね。」

アレイシ・エスパロガロ
「多くの方が見に来ていますからドライのレースだと良いですよね。もちろんライダーにとってもレインよりはドライのほうが良いですしね。FP4ではハードタイヤ、ユーズドタイヤで多くの周回をこなしました。25周のレースを考えるとペースはそこまで悪くないですね。マルクとホルヘはもう少し良いタイムで走行していますけど、自分たちと近いペースではあります。ポールポジション獲得自体が重要なのではなくて、レースでマルケスやホルヘ、ヴァレなどのライバルと戦う事が夢なので、決勝レースこそが重要ですね。」

 

Q
「アレイシとマーヴェリックに質問ですが、93年にスズキが予選1、2を獲得した時にはシュワンツとバロスでしたが、決勝ではどちらがどっちの結果になるんでしょうか?シュワンツは優勝し、バロスはクラッシュしましたよね?」
アレイシ・エスパロガロ
「2人とも素晴らしいライダーですから、彼らのような結果を出せるように努力したいですけどね。(笑)ただ、スズキでまだ数ヶ月という状況で、カレンダーの中でも最も厳しいトラックで1、2フィニッシュ出来たという状況をとても嬉しく思っていますよ。」

 

Q
「新しいエンジンは馬力がアップしていると思いますが、馬力がアップするとハンドリングが悪化するなどの問題がありますが、そういった点はどうでしょう?」
アレイシ・エスパロガロ
「そうですね。少しだけヤマハに少しだけトップスピードが接近しました。ホンダやDucatiはまだ先ですけどね。ただ良かったのはミドルのパワーが上がったんですね。ですからトップスピードというよりはこういった部分での向上が重要でしたね。パワーデリバリーが良くなったということが素晴らしいですね。」

 

Q
「他のライダーはどうでしょう。ブラッドリー・スミスはイアンノーネのほうがマルケスよりも調子が良さそうだと話していましたが。どう思いますか?」
アレイシ・エスパロガロ
「アンドレアはソフトタイヤで良いペースでしたけど、マルケスはユーズドタイヤですからね。正直マルケスがこの場にいない事が驚きではありますね。」