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★ヤマハ テック3のスミスとポルを8耐に起用

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だいぶ今更感漂う内容ですが、ヤマハから鈴鹿8耐の参戦体制が発表されましたね。テック3の2人を走らせるという事は、MotoGPのチャンピオンシップをリードするファクトリーの2人に疲労や怪我をさせたくないという思惑の他に、記事にもあるように、ヤマハがテック3の2人を今後ともヤマハファミリーの中に留めていきたいという事の表明でもあるのかなと思いました。今年は新型のYZF-R1もありますし、ヤマハは優勝を狙ってますね。

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ヤマハは鈴鹿8耐のラインナップとして、モンスターテック3ヤマハのブラッドリー・スミス、ポル・エスパロガロ、そしてヤマハのテストライダーで日本のスーパーバイクチャンピオンでもある中須賀の起用を発表した。

 スミスとエスパロガロは、ホンダのストーナー、ヴァン・デル・マルクという組み合わせとの戦いとなる。

 

ヤマハは鈴鹿8耐の参戦を真剣に考えており、ヘレスにおいてはヴァレンティーノ・ロッシとホルヘ・ロレンゾの組み合わせが参戦するのでは?という噂が流れていた。両者ともそのような話は聞いたことが無いと否定していたが、実際問題として8耐がザクセンリンクGPとインディアナポリスGPの間にあることもあり、チームの負担は大きいと予想されていた。

 

ロッシは今年のタイトル獲得をリードしており、ロレンゾはランキング2位。ということで、ヤマハはサテライトチームのライダー達を起用することにしたわけだ。

ただ、これによってモヴィスターヤマハの両者がまったくの無関係ということではなく、ロッシはミサノでここ数ヶ月耐久仕様の新型YZF-R1をテストしていた。勿論これが今年の8耐に向けたものだったかどうかは不明だが。

 

スミスはテック3との1年契約、ポルはヤマハとの2年契約の最終年で、今年が契約の最終年となるテック3の両ライダーを使用するということは、ヤマハ自体がこのサテライトチームに示したコミットでもある。現在のところスミスはチームメイトのポルよりも良い結果を残しており、チャンピオンシップにおいて11ポイントのリードを築いている。ヤマハを勝利に導くことは、2人にとってもテック3に残れるチャンスである。ちなみに鈴鹿8耐においてヤマハは、コーリン・エドワーズ、芳賀が勝利して以来、19年間勝利が無い。

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