★マルケス 左手怪我の追加詳細
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マルケス選手の怪我の追加詳細です。よくよく考えてみればMotoGPではクラッチはほぼ使わないですよね。マルケス選手の場合、スタートよりもコーナー侵入時のスライドコントロールの操舵への影響が、レース後半になって出てくるかもしれませんね。
マルケスの指を治療したミール医師からマルケスの怪我の詳細が明らかにされた。
ミール医師
「マルケスは土曜日のダートトラックの練習中に転倒しました。不幸にも彼の後続ライダーが彼の手と接触したのです。これにより、左手小指が本来の位置からかなり大きく動いてしまいました。マルケスは小指の位置が大きく動いたことから脱臼と考え、自分で指を引っ張って元の場所に戻そうとしたようですが、異音が聞こえた為に触らず病院にやってきたようです。」
ミール医師は骨折部を安定させるためにチタンプレートを挿入しており、この処置によりマルケスは第4戦ヘレスGPに出場出来ると考えている。
「ヘレスに向けての数日は患部の炎症を抑えることですね。そうすればおそらくレースには出場出来るでしょう。彼が怪我をしてしまったことは残念ですが、左手でラッキーでしたね。MotoGPではクラッチレバーは実際ほとんど使用しません。使うとしたらスタートくらいでしょう。彼が100％の状態でレースに挑めるとは言いませんが、ライダーとは常に限界で攻めるものですから、良いパフォーマンスを発揮出来るだろうとは思いますよ。」
