★ピアジオ 3輪スクーターの特許侵害でヤマハとプジョーを提訴へ
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MotoGPのニュースばかりやっていてもあれなので、ちょっと社会派ニュースを。MP3で有名なピアジオが、プジョーとヤマハを特許の侵害で訴えるようです。プジョーは両者に対して販売の中止を求めているようで、判決の結果によっては両者にとって大ダメージですね。というか、現状ではピアジオが販売面で大ダメージを受けているようですが。。3輪スクーターのメイン市場がフランスというのも新鮮ですね。
ピアジオはイタリアの法廷に、ヤマハとプジョーが同社の「リーニング・スリーホイール・スクーター」のアイディアを侵害しているとして訴えを起こした。
これはミラノの法廷に提出されたもので、ピアジオは、ヤマハのTricity、そしてプジョーのMetropolisがピアジオのMP3のデザインと特許をコピーしたと主張している。ピアジオは両者の製品の販売中止を求めている。
ピアジオのMP3が登場したのが2006年。パラレルグラム（平行四辺形）サスペンションシステムによって、コーナーで2輪のように車体をリーンさせることが出来る機能とともに登場した。プジョーがMetropolisを発表したのが2012年。ヤマハはその1年後にTricityを発表した。
この訴えの行方がどうなるかは今年の夏まで待つ必要がある。プジョーに対する訴えは6月16日まで延期されるようで、6月24日にピアジオとヤマハの間で予備審判が開かれる。
また、ピアジオはフランスのパリでもプジョーの同様の訴えを起こすようだ。これはフランスがプジョーのホームグラウンドだからということではなく、フランスが3輪スクーターのメイン市場のため重要なケースとなる。ピアジオのMP3は同市場で発売開始から70,000台を販売しており、フランスがいかに彼らにとって重要な市場であるかを伺わせる。
