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★アメリカズGP 決勝後プレスカンファレンス翻訳 3位ロッシ

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去年と同様にフロントタイヤに泣かされたロッシ選手でした。連続するシケインに関する安全性の話は、なるほどという感じですね。M1はあと少しだけトップスピードが出れば本当に強いバイクになりそうですね。

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ニック・ハリス
「問題はあったものの2戦終わった段階でチャンピオンシップをリードしていますね。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「チャンピオンシップは長いですから、2戦終わった段階でトップにいるということはそこまで重要なことではありません。シーズンを通じてヤマハにとって最も困難なトラックが終わった後で首位にいると考えると良いですね。過去はとにかく苦戦していましたし、フロントタイヤの摩耗が酷くて完走することが厳しい状態でしたからね。今年は最初調子が良かったですよね。練習走行でもウェットコンディションでもね。でも決勝は凄く変なレースだったというかフロントタイヤが全く信用出来ない感じで、5、6周走ってすぐにおかしいと思ったんです。アンドレアの前で完走出来れば最高だったけど彼のほうが速かったですね。でもこの位置の表彰台を獲得出来たことに関しては満足してますよ。」

 

ニック・ハリス
「アルゼンチンは面白いトラックですか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「そうですね。好きですよ。トラックの路面が綺麗だと良いんですけどね。去年は物凄く汚かったから。トラックのレイアウトは良いと思うし、ヤマハにとっても悪くないレイアウトですよね。アルゼンチンではもう少し戦闘力を発揮出来ると思いますけどね。」

 

Q
「ハードフロントタイヤが最適な選択だったと思いますか?他のチームはミディアムでも問題ないライダーがいたようでしたが。」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「自分、自分のチームに限っては大正解でした。ミディアムタイヤじゃ完走出来なかっただろうね。5周でフロントタイヤは終わってしまってましたから。でもハードでも足りなかったので、出来ればエクストラ・エクストラ・ハードタイヤがあれば良かったね。やはり良い調子だったと思いますね。」

 

Q
「GP15はドライでもレインでも速いですが、あなたがDucatiにいた時にこのバイクがあれば今の状況も違っていたんでしょうか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「それは良い質問だね。(笑)今回のレースでわかったのはDucatiはどこでも強いということだね。2人のアンドレアが両方速いし、自分が乗っていたDucatiよりも確実に速いってことだね。」

 

Q
「今の段階でチャンピオンシップの行方を考えるのは気が早いと思いますが、2015年にタイトルを獲得したとしたら2016年は防衛をするためにカムバックしますか?」
ヴァレンティーノ・ロッシ
「そりゃ勿論。2016年まで契約はありますけど、今年で最後だとは思いませんよ。」

 

Q
「サーキットの安全性に関する質問です。Moto2とMoto3で非常に危険なシーンがありましたよね。これに対して何かしら手を打つ必要があると思いますか?」

ヴァレンティーノ・ロッシ
「こういう事例は過去にもあるんですよね。連続した2つのシケインだとか、3つのシケインだとかね。例えば1つ目のシケインで転んだとすると、2つ目のシケインに向かって滑っていくわけでとても危険なんです。これと同じ理由でル・マンを改修したことがありますよね。これはオースティンでも同様なんですけど、この問題を直すにはトラックのレイアウトを変えないといけません。」