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★MotoGP2015 アレイシ「今のバイクのパワーでは前に出られない。」

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フリー走行の段階からわかっていたこととは言え、トップスピードが全車のうちで23番目とはちょっと遅すぎですね。。さすがに今までずっと開発を続けてきているファクトリー達には簡単には太刀打ち出来ないようですね。

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スズキのアレイシ・エスパロガロは、フリープラクティスにおいて3位という最高順位を獲得したが、決勝ではGSX-RRのパワー不足により不本意な結果で終わった。彼の順位は11位で終わり、事前のインタビューでは7位と予想していた自身の順位に届かなかった。

スズキのGSX-RRは出走したバイク25台のうち23番目というトップスピードからわかるパワー不足という課題は残ったものの、昨年のヴァレンシアで心配された信頼性という面は完全に克服したと言える。今回のレースでアレイシ・エスパロガロが記録した最高速度は335.2km/hで、ファクトリーホンダのマルケスからは15km/hも遅い。アレイシは優勝したヴァレンティーノ・ロッシから19.9秒遅れでチェッカーを受け、ルーキのマーヴェリック・ビニャーレスは14位だった。

アレイシ・エスパロガロ

「長年スズキがMotoGPから遠ざかっていた事を考えると、2台とも問題なく完走できた事は素直に喜ぶべきことでしょうね。でも結果に関して言うと満足とは言いがたい順位です。この順位は自分がこのクラスに参戦を初めてから最低の順位ですし、もっと良い位置でフィニッシュ出来ると思っていました。いくつかマシンに問題はありますが、最も大きな問題はバイクのパワーです。今日はテック3の弟のポルと、スミスとほぼ同じ位置でずっと走っていましたが、彼らをストレートで追うのは非常に困難でしたし、トップスピード不足によってかなりのロスがあります。」

 

「日本のエンジニアが頑張っているのはわかっています。でももっとパワーが無い限り前に行くことは出来ません。完走してポイントを獲得するという事は目標の一つですので、今日のレース全体のフィーリングとしては良いですが。。開発に集中して良い結果が直ぐに得られると信じています。」

 

マーヴェリック・ビニャーレス

「最高の経験でした!トップのライダー達とこのクラスでレースをするなんて信じられないですよ。今回の経験が出来たことに感謝しています。レースに関しては奇妙でした。スタートして直ぐにエレクトロニクスに問題が出て、トラクションコントロールが効かなくなりました。ですから、今日は自分の右手首だけに頼って走るレースになりました。でもマシン自体は良く動いてくれたので、完走して2ポイントを獲得出来ました。ポイントを獲得することが最優先事項ですからね。満足していますよ。もちろん改善すべきポイントがあることはわかっています。次のレースではその部分を改善出来ると良いですね。」

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