★MVアグスタ(MV Agusta) F4 RCを正式に発表
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艶かしい姿がたまらんMVアグスタ(MV Agusta) F4 RC。無駄を削ぎ落したレーシングマシンなのに美しくエレガントです。しかし、カーボンやマグネシウムの多用で15kg近くも軽くなるんですね。
遂にMVアグスタ(MV Agusta) F4 RCのスーパーバイク用マシンが正式に発表された。ほぼ事前に出ていた情報と同じだが、正式なスペックは最大馬力202.5馬力、レース用エキゾースト装着時で212馬力、最大トルクは11.724kgfmだ。
カーボンファイバーのフェアリング、チタンボルト、チタン製エキゾースト、リチウムイオンバッテリー、鍛造アルミホイールなどでF4 RCはF4RRよりも14.96kgも軽い乾燥175kg。予想されていたように、F4 RCはMVICS 2.0エレクトロニクスシステムを搭載する。これはトラクション・コントロール、ABS、リフトコントロール、クイック・シフターなどを含むシステム。
ライバルのアプリリア RSV4 RRはストックで201馬力、BMW S1000RRは199馬力、Ducatiの1299パニガーレRは202馬力なので、今のところMVアグスタ(MV Agusta) F4 RCが、このクラスで最もパワフルな市販車となった。生産は250台で、RRとの違いは、新型シリンダーヘッド、新型クランクシャフト、カムシャフト、大型化されたインジェクター、軽量ピストン、チタニウム製コネクティングロッド、ブレンボ製ブレーキ、オーリンズ製サスペンションなどを装備する。
オーナーにはレースキットボックスが送られ、その中には4-2-1-2のテルミニョーニ製チタンエキゾースト、シートカウル、ECU、ミラー穴埋めプレート、レース用給油キャップなどが含まれる。レース用ペイントが施されたカウルの37は、MVアグスタが誇る世界選手権での勝利数だ。