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★MotoGP2015カタールGP FP3 クラッチロー「自信はあまりない」

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相変わらずインタビューには丁寧に答えてくれるクラッチロー選手。ブレーキの問題がひとまず解決したようなので良かったですね。しかし好調なタイムながらも納得感が無かったようで、自信はあまりないようです。

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カル・クラッチローはFP3で2位タイムながら、彼自身のポテンシャルについては未知数だと語る。クラッチローはトップのマルケスから0.096秒遅れでFP3を終えている。FP3がトップの16台が1秒以内に収まる激しいセッションで、クラッチローはユーズドタイヤでのペースを不安に思っているようだ。

カル・クラッチロー

「セッション開始時は18位だったんです。ユーズドタイヤで初めてみたんです。2時間前はそのセットも問題なかったんだけど、FP3では20-30%くらい多くスピンしてしまいましたね。セッション中盤で少しタイムを回復できたんですが、フロントの選手たちと争うにはまだまだでした。この2位という順位は自分たちの今の状況では考えられないですね。勿論不満というわけではないですけども。」

「現在はトップ6のタイムだとは思います。でも今のタイムの接近具合を見ると12位に落ちる可能性も無いわけではない。レースで何位でフィニッシュ出来るかと言われても全く想像が付かないですね。ただ優勝は無いでしょうね。マルケスが現状は他の誰よりも強いですよ。彼のタイムは全く素晴らしいですし、あれだけユーズドタイヤでタイムを出せているのは誰もいないんじゃないかな。」

 

「ハードのフロント、リヤを試してみたんです。リヤにハードを使うことはないですけど、フロントはまだ決めかねています。10位以内ですからQ1の心配をする必要がないので良いですね。去年では全く考えられなかった状況ですよ。しかし、この10位以内に入るっていうのは今年中ずっとついて回る問題でしょうね。オープンクラスのソフトタイヤってのは実にやっかいです。確実に1秒は速くなりますからね。」

 

Q

「明日はポールを取れそうですか?」

クラッチロー
「いや。」

 

Q
「ポールはソフトタイヤを履いたライダーが獲得する?」

クラッチロー
「う~ん多分マルケスじゃないかな。彼はソフトタイヤを履かずともポールを獲るような気がするな。ブレーキの問題はどうやら解決したみたいでね。完璧では無いと思うけど、前に使っていたものに戻ってみたんだ。確かにDucatiでもヘレスでこういった問題があったけど、その後に色々と変更を行っていてね。そのセットが上手くいってるみたいだよ。」(※管理人注 クラッチロー選手は昨日からブレーキにトラブルが発生しており、まるでブレーキラインに気泡が入っているような感触と語っていました。ブレーキングをしても一発目で感触がなく、2回目にレバーを握るとブレーキが効くという、なんとも恐ろしい現象に悩まされていました。)

 

Q
「パーツの変更を行ったんですか?」

クラッチロー
「まあね。皆が使っているほどのフィーリングは無いにしても、自分としては前のに比べたら全然良いと言えるね。少なくともブレーキレバーを引いてもちゃんと感触が感じられるようになったからね。」

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