★MotoGP2015 「Aspar」開幕のこのタイミングでスポンサーを失う
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LCRホンダのほうも大変そうですが、Asparもこのタイミングでスポンサーを失うのは辛すぎますね。果たしてシーズンを通して戦えるのでしょうか。。
スポンサーをめぐるニュースが騒がしい。先日LCRホンダのメインスポンサーのCWMがマネーロンダリングの容疑でロンドン市警の捜査を受け、13人が逮捕されている。
加えて今度はAsparホンダのメインスポンサーであるDriveM7がメインスポンサーの座を降りた。
マレーシアのエナジードリンクの企業であるDrive M7のスポンサーシップ取りやめは、シーズン開幕のこのタイミングでの発表となってしまった。
ドイツのSpeedweekによると、Drive M7のマネジメントはAsparのオーナーのホルヘ・マルチネスにこの内容を火曜日夜に伝えたようだ。この発表はまさに寝耳に水の出来事で、Aspar側は2015年を通してのスポンサーシップがあるものと思っていた。
Drive M7のスポンサーシップ取り下げの明確な理由は公開されていない。だが、マレーシアの小規模の企業にとって、世界最高峰の舞台で行われる選手権へのスポンサーシップは荷が重かったようだ。昨年はグレシーニホンダも同様に、シーズン中盤でスポンサーを失うという事態に見舞われた。そして、Dark Dog、Grizzly、Power Horseなど、次々にスポンサーが変わっていったものだ。
Drive M7がスポンサーの座を降りたというのは、AsparにとってはLCRよりも大きな問題だ。LCRはスポンサーが降りたとしても、まだレース資金があると想定されるが、Asparにとっては主な資金源が亡くなってしまったという事を意味する。
ホルヘ・マルチネスは、ヴァレンシアにおいて強固なビジネス上のコネクションがあるが、F1のヴァレンシア戦に関して行われた調査によると、彼の頼れる資金源は枯渇しつつあるようだ。
