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★第二回目セパンテストday3 ロレンゾ「シームレスギアボックスは完璧ではない」

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セパンにおける自身の最速タイムを更新したロレンゾ選手。とはいえ、やはり新規投入パーツがすぐに効果を発揮してホンダを脅かすなんてことにはならないようです。

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ホルヘ・ロレンゾは、初回のセパンテストよりもコンディションが悪かった2回目となるセパンテストで最速タイムを記録したことは、今年度のYZR-M1のポテンシャルの高さの証明だと語る。ロレンゾは水曜日にマルケスに次いで2位タイムとなる1:59.437を記録。これはマルケスから0.322遅れのタイムだ。

 チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシと共に新しいフルシームレスギアボックスを使用したロレンゾだが、待ち望んだこのパーツは完璧では無いと語る。

ホルヘ・ロレンゾ

「スピードやコンスタントにタイムが出せたという観点で良い日でしたね。今日はかなりグリップが悪かったんですが、その中でも自身最速のラップタイムを記録できました。このトラックにおけるM1のパフォーマンスは大きく向上したと言えるでしょうね。バイクはスムーズになりましたし、タイヤもグリップがあり、自分のフィジカルコンディションも良いです。去年に比べると何もかもが良いです。ただ、ギアボックスはまだ完璧ではないですね。」


「このギアボックスで攻める為に理解を進めないといけません。そしてバイクの他の部分にも手を加えなければいけないですね。このトラックの場合は日や時間によってホンダが速かったりヤマハが速かったりするので奇妙なんですよね。カタールでテストしてみて明確なアイディアを持つことが必要です。今回ここでヤマハのバイクも戦闘力が高かったというのは良い兆候ですね。」

 

「高いトラック温度の中でタイヤのグリップが落ちてきた時の加速力という部分でまだ改善が必要です。15:30にレースシミレーションを行ったんですが、自分が今までセパンでライディングした中で最も高い気温の中のテストでした。ここまで気温が高いとレースペースを保つのは難しいですし、バイクの調子も悪くなりますね。ブレーキングで不安を感じたのでシミュレーションをやめましたが、この気温の中でテストをしていた他のライダー達も同様の問題に苦しんでいたと思いますよ。」


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