★ホンダ CX500のカフェレーサー
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ホンダのCX500という、1981年に発表された国産で初めてターボチャージャーを搭載したと言われるバイクがあるんですが、海外では密かにこのバイクのカスタムが流行っている?みたいです。
穏やかなCX500がCB750やSR500のようにカスタムされることを想像した人がいただろうか?このpoor man’s Guzzi(※貧乏人向けMoto Guzzi 酷い言われようですね。。)は、当時ごく一部のライダーに受け入れられたが、カスタムの世界では今や憧れの的だ。
この82年型CX500はデザイナーのSACHA LAKIC(オーナー)の友人が所有するGeorge’s Garageの片隅で彼に発見された。彼はこの80度狭角のVツインの個性が気に入り、エンジンに目線が行くようなデザインにしたいと考えた。また彼はCXのノーマルタンクの形状も気に入っていたが、見た目の問題から搭載角度を10度ほど傾かせることにした。サブフレームはカスタムメイドのリアエンドと共に改められ、サスペンションはモノショック、シートはソロシートがあてがわれた。
スイングアームは補強され、ショックユニットはDucati851から流用したオーリンズを搭載。フロントにはマルゾッキのRACフォークを装備。これを搭載するために三叉は新造されている。フェンダーマウント類も新造だ。ホイールはワンオフのハブにExcelリムを組み合わせており、ダンロップのスポーツマックスMutantsを履く。(※スーパーモタード用タイヤ)ブレーキはニッシン製でRizoma製のリザーバーを装備している。エンジンはリビルドされており、CB125のラジエターを流用している。クリップオンハンドルはCBR1000RR用の物を流用しており、ヘッドライトは小型のものを装備する。
エキゾーストは2in1のレイアウトで、ボックス型のマフラーがマシン下部に収まる。カラーリングはアルミシルバー、マットブラック、レッドとシンプルで、車重はわずかに125kg。軽量でシャープなデザイン、そして素晴らしいハンドリング。ただ一つの疑問は、彼がこのバイクをもう数台作ってくれる気があるのかどうかということだ。
(※参考 オリジナル車両)
(いろんな解釈で作られた車両が存在するみたいですね。)