気になるバイクニュース。

世界のバイクニュース、MotoGP最新情報、各メーカーの新車情報などを紹介しているブログメディアです。

★ヤマハ YZF-R3レビュー

Sponsored Link

小排気量でもプレミアム。ヤマハのYZF-R3の紹介です。日本だと2台目、高品質を求めるリターンライダーに人気が出そうですが、YZF-R25との兼ね合いで日本には輸入しないような気がします。。R25をR3にするボアアップキットとか作ったら売れそうですねー。
f:id:teletele916:20150119133637j:image
R3は基本的にはエントリーレベルのバイクだ。320ccで$4990という価格ながら可愛いスクーターといった類のものではない。

 パラレルツインのエンジンは68.0 x 44.1mmのボアxストローク。ボアがストロークを上回る1.55のオーバースクエアレシオは、2015年型のR1と同様だ。

ヤマハはR3に180度クランクを与えることで、クロスプレーンが奏でるV8のようなエキゾーストノートに近いサウンドを、このバイクにも与えようとしているかのようだ。なお、このエンジンは水冷DOHCで、1気筒あたりのバルブは4つとなる。
 
f:id:teletele916:20150119133707j:image
10,750回転で最大馬力の45馬力を発生し、オフセットシリンダーによってシリンダーウォールにピストンを押し付ける際の抵抗が低減されている。
ライナーレスのシリンダーボア内部は、ニカシルメッキでシリコンを共析させて硬度を高めている訳ではないが、内面は研磨によってスムーズに仕上げられているそうだ。これによってエンジンは約1.8kg軽量に仕上がっている。
 
スチール製のフレームとスイングアームは、初めて600ccに乗る人がそうであるように、このバイクには適切な装備と言える。多くのバイク乗りは先進的な装備を欲しがるものだが、そうしてしまうと価格も跳ね上がってしまう。
車重は13.2Lのガソリンタンクを満タンにして166.9kgと、このバイクの祖先とも言えるRD350(1973-1975年に製造されていた、ヤマハの2ストロークパラレルツインのバイク)よりもはるかに軽量に仕上がっている。
 
(ヤマハUSAの動画ではコーリン・エドワーズ元選手がR3を紹介しています。奥さんが「足付きが良くていいわね。」とか紹介しているあたり、海外市場でのターゲットは女性やエントリーライダーなんでしょうね。)


Yamaha YZF-R3 Sportbike Motorcycle Review- Photos- NEW METAL 2015