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★Triumph ストリートトラッカー/ストリートトラッカーRを発売か?

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Triumph(トライアンフ)から水冷2気筒のトラッカーが登場するみたいです。ラジエーターの配置とかDucatiのモンスターみたいにガバっとおかずに、ネイキッドの美しさを保つあたり流石ですね。転倒してもラジエーターに傷がつかなそうです。

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Motorcycle.comはスペインでテスト中のトライアンフの新しいプロトタイプ(ストリートトラッカー/ストリートトラッカーR)を捉えた。

 この新しいプロトタイプマシンは一見するとボンネビルやスラクストンのリバイバルマシンのように見えるが、よく見ると2本のヘッダーパイプの間にラジエーターがあるのがわかるだろう。つまり、水冷エンジンということだ。ちなみに現行のトライアンフのラインナップで2気筒で水冷なのはサンダーバードクルーザーのみ。

 

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このストリートトラッカーはカムシャフトキャップ、クランクケース、トランスミッションなどの幅や造形が現行モデル達とは異なっており、エキゾーストヘッダーは既存エンジンに比べて、より外側を向いているように見える。

エンジン排気量はおそらく現行の空冷865ccよりは大きなもの、おそらく1000cc以上になるだろう。水冷エンジンであるからして高出力型であることが予想され、100馬力近くの出力を達成している可能性が高い。

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エンジンには空冷のようなフィンが見て取れるが、空冷エンジンのそれに比べて明らかにこじんまりとしたもの。見た目だけのものである可能性も高いが、水冷と空冷を同時に達成する最近のハーレーのツインクールドエンジンと似たようなコンセプトかもしれない。
排気量を1200ccと仮定するとラジエーターは小さく薄い作りのため、この可能性は高い。

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ストリートトラッカーは既存のスラクストンようなバーエンドミラー、スポークホイール、メガフォンマフラーなどの特徴を備えている。
ブレーキはデュアルディスクとなっている。Rではないほうのストリートトラッカーは正立フォークを装備しているようだ。


ストリートトラッカーRのほうはラジアルマウントの4ポッドブレンボ製ブレーキに、オーリンズ製サスペンションを装備している。EU圏の規定に合わせてどちらのモデルにもABSがスタンダードで装備されるだろう。

 

このプロトタイプはほぼ市販まもなくとみて良いだろう。2015年には正式なアナウンスがあると思われる。新しいエンジンや新規設計の車体を考えると、販売価格はスラクストンの$9,099よりは高くなるであろう。


2016 Triumph Street Tracker and Street Tracker R Spy Shot Photos