★ Quadro 世界初となる【4輪】スクーターを発表
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最近3輪バイクは知名度が出てきたと思いますし都内で見かけても物珍しくなくなりましたが、次は4輪の時代みたいです。そう。4輪です（笑）
それはもうバイクじゃないんじゃ。。というのもあるんですが、乾燥256kgで346cc単気筒で馬力30馬力。燃料タンク15Lって結構心配になるスペックですな。。
ティルティング機構の3輪スクーターはもはや革新的ではない。4輪で2セットのティルティング機構のスクーターがこれからの乗り物だ。
スイスを本拠地とするQuadroは”世界最初の4輪スクーター”を発売する。この車両はミラノのEICMAショーで発表されたもの。346ccのこのスクーターの売りとなるポイントはデュアル油圧式ティルティングシステム（Hydraulic Titling System [HTS])だ。そしてこの4輪全てが独立したサスペンションを備えている。このスクーターは2輪駆動でCVTトランスミッションを備え後輪に2本のドライブタイミングベルトで動力を伝達する。
Quadro4は4つのブレーキを持ち、すべてのホイールに240mmのディスクを備える。右側のレバーを握ると前輪2つのブレーキが作動し、左のレバーもしくはペダルを操作することで4輪全てのブレーキが作動する。この圧倒的な制動力はQuadro4の強みの一つと言えるだろう。
エンジンは水冷単気筒4バルブエンジンで7500回転で30馬力を発生。4輪が接地していることで安定性は抜群だろうし4輪全てがティルティングしている様は迫力がある。エキゾーストは車体の下を通り、触媒を通って2本の後輪の間から出ている。ホイールは14インチで最大で45度のリーンアングルを実現する。EICMAのビデオではライダーは片手を残したまま路面に指を擦っている。
4輪のスクーターは2輪ライダーよりは車のドライバーにとって気になるアイテムかもしれない。しかし卓越した安定性と全天候を走破出来る性能はツーリングライダーにとっても嬉しい特徴かもしれない。Quadroによるとデュアル油圧式ティルティングシステム（Hydraulic Titling System [HTS])は重心が低くセンターに集まるという特徴があるとしている。スタイリングは現代的で角ばったものだ。複数のライトを含むヘッドライトとLEDウインカーが装備される。バックシートの下には広大な収納スペースを備え、アウトプットプラグによって音楽プレーヤーやスマートフォンなどを接続出来る。カラーリングはスイスレッド、チタニウムグレイ、スノーホワイト／ブラックがあるようだが、価格は明らかにされていない。
【諸元】
エンジン：346cc 水冷単気筒 4ストローク4バルブ
ボア✕ストローク：82 x 65.5mm
馬力：30馬力／7500回転
トルク：8kg／5000回転
フレーム：チューブスチール
サスペンション：HTS
ブレーキ：油圧式240mmディスク
フロント＆リヤホイール：110/80 x 14インチ
乾燥重量：256kg
燃料タンク容量：15L
Quadro4 Debuts: Four-Wheeled Tilting Scooter - Motorcycle USA
