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★Ducati 可変バルブタイミングエンジンの 新型ムルティストラーダ1200を発表

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情報としては一番前に出ていたムルティストラーダ1200。ほぼ新型に生まれ変わり可変バルブタイミングを採用した新型エンジンにより低回転から高回転までパワーアップしています。

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Ducatiのムルティストラーダ1200は2015年でほとんど新機種と言えるほどに生まれ変わった。可変バルブタイミングエンジン、新型エレクトロニクス、スタイリング、ライダー快適性の重視など各種の改良を施されている。スタンダードとSモデルが存在し、それぞれダイネーゼのD-Air(ライダー用のエアーバッグシステム)連携している。

 外観は既存のムルティストラーダの面影を残しているが、Ducatiバリアブル・タイミング(DVT)のテスタストレッタ1198ccエンジンは160馬力を発生し、可変バルブタイミングのおかげで低回転域でのトルクと高回転でのトップパワーを両立している。

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新しい特徴としては慣性計測ユニット(IMU)が挙げられる。ロール、ヨー、ピッチなどを計測しコーナリングABS、ウイリーコントロール、8段階のトラクションコントロール、セミアクティブ・サスペンションなどの制御に使用される。
クルーズコントロールはこのモデルからスタンダードになり、新型のマルチメディアシステムはスマートフォンとbluetoothで接続することが可能で、電話やテキストメッセージの通知の表示が可能だ。新型のLEDライトはコーナーを照らすことが出来るようになった。

Ducati可変バルブタイミング(DVT)と呼ばれるこのシステムは、回転数から判断して独立して吸排気バルブをコントロールしているカムシャフトのタイミングを可変させることが出来る。これによって低回転から中回転までのトルクの確保とともにエンジンのスムーズさの確保、同時に高回転域でのパフォーマンスを両立している。
このシステムはコンスタントにバルブオーバーラップの度合いを変化させる事が出来るので、エンジン回転に最適なバルブオーバーラップが保たれる。

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ウインドスクリーンはアジャスタブルで、シートも825mmから845mmの範囲で高さ調整が可能。ハンドルバーはラバーマウントで振動の軽減に役立っている。12Vソケットはより便利な位置に移動されている。
価格はスタンダードが約185万円、Sが約222万円となる。


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