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★ヤマハ 2015年型 WR450Fラリーレーサーを発表

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ヤマハの競技車両ってなんでこうもカッコいいのでしょうか。。これだけのマシンが184万円で購入できるというのは凄いですし、コンバージョンキットが意外と安い。

アメリカはこういうバイクで走るところも沢山あるでしょうし、ナンバーも簡単に取れるでしょうから実に羨ましい環境ですねぇ。

 

ヤマハはWR450Fのラリーレーサーを公開した。これはダカールラリーなどのラリーレース向けの競技車両だ。開発はヤマハイタリアとRebel X Sportsによるもの。

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レーサーのマニュエル・ルケーシによって操縦される予定だが約184万円で市販される。WR450Fのオーナー向けにコンバージョンキットが約77万円で販売されるので、WR450Fのオーナーはラリー車両を自前で作ることも可能だ。

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ラリーバージョンは追加で合計28.5Lのプラスチック燃料タンクを搭載し、18.1Lをフロントに、取り外し可能なリアタンクに10.22Lを搭載する。
これによって約300kmを走行することが可能となっており、スペシャルデザインのスキッドプレート内部にはリザーブタンク、緊急修理用のツールボックスを備える。

 

エンジンに関する詳細は明らかにされていないが、ヤマハによるとマフラーはパフォーマンス向上のためにチューニングされているそうで、エンジンマッピングもラリーレースに最適化されている。フェアリングはフロントタンクにクイックリリースボルトでマウントされているので、ツールなしで簡単に取り外しが可能。

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背の高いウインドスクリーンの後ろには、RNSトリップマスターや電子ロードブックホルダーなどのラリー向けの”ナビゲータータワー”がある。これらのナビゲーションシステムはハンドルの左側のボタン類で操作する。
ナビゲータータワー自体はスペシャルデザインのブラケットによってマウントされていて簡単に取り外しが出来るので、エンデューロに出たいと思っても直ぐに対応することが可能だ。

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ヘッドライトは50WのLEDで、ウインドスクリーンに反射しないよう特殊なシェルに格納されている。WR450F標準の7アンペアのバッテリーは、14アンペアのリチウムイオンバッテリーに交換されており、ナビゲーションやライトに必要な電力を供給する。スタンダードの250mmのフロントブレーキディスクは270mmのウェーブタイプに換装されている。

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