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★ECUをスマートフォンで操作する時代

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MotoGPでも何かと話題のECUですが、確かに盗難防止デバイス、走行データの取り出し用にスマートフォンから操作出来たら面白そうですね。

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(左が従来品で右が新型)
BOSCHから新しいモーターサイクル用ECUが登場する。これはライダーのスマートフォンとBluetooth接続もしくは外部端子で接続することが出来るものだ。

このECUではライダーはスマートフォンを接続することで、スマートフォンを情報の読み取りデバイスとして使用する事が可能で、メンテナンスサイクル、燃費情報、リーンアングル、速度、走行距離などを呼び出す事が出来る。

 BOSCHによると、Bluetooth接続によってこのECUはイモビライザーとしても使用可能で、フューエルインジェクションを制御することにより、所有者が乗らない限り燃料を噴射しないなどの制御も可能となるようだ。

このECUはモーターサイクル用に最適化されており、KTMのDuke125に搭載されているような従来の車用をベースにしたものと比較して5分の1のサイズに収まっている。
 
このECUは将来的にキャブレターを採用している車両でも採用しやすいよう、小型、低価格、高い耐久性、汎用性の高さなどの特徴を持っている。とはいうものの、このECUはハイパフォーマンスを誇る車両にも取り付けが可能で、取り付けた場合はライディングモードの選択、クルーズコントロールに加えて、その他のBOSCH製品と連携が可能だ。BOSCHによると、このECUはエタノール/石油燃料に関わらず使用が可能になっているようだ。
 
BOSCHの小排気量エンジンユニットのHauke Roesch氏によると、「このECUは2輪の世界にデジタルインテグレーションをもたらす」とのこと。