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★カワサキから2015年型ヴェルシス1000が登場

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カワサキからZ1000エンジンをチューニングしたものを搭載したヴェルシス1000の2015年型が登場しました。だいぶ雰囲気が変わって精悍になりました。近頃のカワサキはこの2灯デザインが多いですね。

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カワサキはヴェルシス1000とヴェルシス650のリニューアルを発表した。そして両モデルとも北米で購入可能となる。今までカナダでは購入できたものの、今までヴェルシス1000は北米では正式には購入が不可能だった。今回のリファインではブレーキのアップデートに加えてスリッパークラッチ、スタイリングの変更とサスペンションの変更後行われている。同様にヴェルシス650もサスペンションやブレーキ、スタイリングなどのアップデートが施された。

 

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2015年型ヴェルシス1000は水冷4気筒1043ccのエンジンを搭載する。ベースとなっているのはZ1000のエンジンだ。このエンジンに追加のインテーク孔、ロングタイプのデンソーの12孔インジェクターを組み合わせる。新たにシリンダー前方とリヤクランクケースマウントの上に2つエンジンマウントラバーが加わり、振動の軽減に役立っている。

新しいスリッパークラッチはアシストカムとスリッパーカムの働きからなり、アシストカムがクラッチスプリングの重みを軽くすることレバーを引く力が30%軽くなり、スリッパーカムの働きによって、過剰なエンジンブレーキが発生した時にリヤタイヤがロックするのを防ぐ。

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サスペンションはダンピングに関してしっかりと見直されており、リバウンド、コンプレッションの衝撃を柔らかくすると同時にライダーの快適性を高めている。アウターチューブの長さは20mm長くなり、フォークの剛性を高めている。スプリングのレートは柔らかくなっており、安定性が高まっている。


ブレーキはフロントに310mmペータルディスク、4ピストンのデュアルキャリパー。リヤは250mmのペータルディスクにシングルピストンキャリパーが装備される。ABSシステムはコンパクトなり軽量化されている。
リヤのスチールパイプのトレリスフレームは2人乗り、積載性アップのために見直しが行われている。クリーンマウントシステムによって、リヤにパニアケースを装着した際の重心はよりセンターに近づくようになった。

 

高い剛性を誇る新しいハンドルバーは20mm高くなり快適性を高めている。シングルピースのハンドルクランプはラバーマウントになっている。
ブレーキレバーは6段階、クラッチレバーは5段階のポジションで調整可能だ。ウインドスクリーンも調整可能で、新しいアッパーとサイドカウルは車体のエアフローの流れを向上させている。ヘッドランプとカウルのボトム部分に合いたインテークは高速時にヘルメットに当たる風を軽減する効果がある。

motorcycleusa