★Ducatiからスクランブラーが登場
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Duatiスクランブラーが遂に登場しましたね。空冷2気筒エンジンを搭載し、北米では2015年の1月から発売が開始されるようです。
スクランブラーのエンジンは803cc(ボア88mm x ストローク66mm )の空冷エンジンを搭載。これは元々はモンスター796のエンジンだ。Ducatiはこれをデチューンして75馬力に抑えてスクランブラーに搭載する。近々モンスター821がモンスター766と696をラインナップから押し出す可能性もあるため、スクランブラーは今までの伝統的な空冷Lツインを搭載する最後のモデルになるかもしれない。
見た目のアクセントにもなっているエキゾーストは右側から2-1の形でマウントされる。湿式の多板クラッチ、6速ミッションがこのマシンのパワートレインだ。
フレームは伝統のトレリスフレーム、スイングアームはアルミニウム製だ。非調整式のKYBの41mmフロントフォーク、プリロード調整が可能なリヤショック、シングルの300mmフロントブレーキディスク、ラジアルマウントされる4ピストンブレンボのモノブロックキャリパー、リヤには245mmのディスクブレーキが装備される。ABSはスタンダードだ。タイヤはピレリのMT60RSで、フロント18インチ、リヤは17インチとなる。なお、装備重量は185kgとなる。
灯火類はLEDでLCDのインストゥルメンタルパネルを装備する。ティアドロップ型のタンクは昔を思い出させるデザインで、カラーはイエローもしくはレッドが基本色で、さらに3つのバリエーションモデルが存在する。
1つはアーバンエンデューロ。ワイルドグリーンと呼ばれるカラーリングのこのバージョンは、オフロードモデルのようなフロントフェンダーとフォークプロテクター、スポークホイール、スキッドプレートなどを装備。
フルスロットル・スクランブラーと呼ばれるバージョンは、レースを意識したシートとパネルを装備、ショートマッドガードと低いハンドルバー、テルミニョーニのエキゾーストを装備する。
クラシックと呼ばれるバージョンはビンテージシートとスポークホイールを装備する。