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★MotoGP2014 シルバーストーンGP 決勝4位〜10位選手インタビュー

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先週のシルバーストーンGP決勝後の4位〜10位のライダーの決勝後インタビューを翻訳しました。それにしてもストレートスピードやら何やらが劣るRCV1000Rで決勝10位のスコット・レディングが凄いですね。

 

アレイシ・エスパロガロがインタビューの中で語っていた「ストレートでホンダやDucatiにバンバン抜かれるのがフラストレーションだ。」という内容、来年スズキになっても感じてしまうのでは無いかとスズキファンの管理人としては心配してしまう所なんですが。。

ただ、曲がらなくてストレートだけ速いDucaitが今まで勝てていたわけでもないですし、ヤマハ的な抜群のコーナリングマシンでホンダに勝つほうがカッコいいと思いますが、スズキがそんな抜群のコーナリングマシンを作れるのか?という。。

 

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シルバーストーンGP4位 ダニ・ペドロサ
「表彰台に上がるのはいつも嬉しいものです。今日のレースはかなり困難なレースでした。1コーナーでのオーバーテイクが上手くいかず最初の2、3周でリズムに乗れませんでした。調子がよくなって来た時にはマルクとホルヘはかなり遠くに行ってしまっていて、追いつこうと思ったんですが彼らと戦えるペースを得ることが出来ませんでした。そこからリズムをさらに失ってしまってヴァレンティーノ、アンドレアと3位争いをする形になったんです。最終周ではかなり良いリズムを取り戻せてドヴィツィオーゾをパス出来たんですが、その後のミスでロッシから離されてしまい彼を最終のブレーキングで抜けるほど接近出来ませんでした。表彰台のチャンスはあったんですがね。」

Q
「次のミサノ・サーキットではどうでしょう?再び表彰台に上がれそうですか?」

ペドロサ
「ミサノではもう少し上手く行くと良いと思っています。良い天気、良いレースが出来る事を願っています。」

 

Q
「今日のレースは最終的に3位表彰台を争ってロッシ、ペドロサに敗れたものの良いレースでしたね。昨日の予選では良い位置につけながらも決勝では厳しい結果になると思っていましたか?」

シルバーストーンGP5位 アンドレア・ドヴィツィオーゾ
「そうですね。難しいとは思っていました。スタートが皆良かったので、今日のレースはタフになるなと思ったんですよね。ただ、今日は最後までトップ集団について行けたのでこれは非常にポジティブなリザルトだと思いますし、マルケスとの総合タイムの差が10秒以下だったというのは素晴らしい結果ですね。徐々にですが確実にバイクが良くなっていると思います。表彰台を逃した事は残念ですが、皆の頑張りでバイクの性能が向上しているという事実は非常に誇るべきことだと思いますし、ジジを始めとする開発陣の方向性が正しい方向に向かっていると言えますよね。」

Q
「次はイタリアのミサノですが、あなたを始めチームも良く知っているサーキットですね。どうなると思いますか?」

ドヴィツィオーゾ
「確かにファンのサポートは期待出来ますけどレースは別物ですよね。ただ積み重ねたテストの結果がありますし、Ducatiにとっても自分にとってもミサノは非常に大事なレースですので、楽観的にとらえています。」

 

Q
「今日のレースは昨日と比べると天候も良かったですが、レースの内容はどうでしたか?」

シルバーストーンGP6位 ポル・エスパロガロ
「タイヤに関して予定を変更したことはあったけど、レースにとっては良い気温でしたね。序盤はあまり良くなかったですが、最終的に6位フィニッシュというのは悪くはない結果ですね。ファクトリー勢とDucatiが一台前にいますが、ポジションとしては悪い結果ではないです。ただ総合的に見ると良い結果とも言えないので、ミサノに向けて改善を進めたいですね。」

Q
「前のライダー達追い付くにはブレーキング、もしくは立ち上がりの加速など、どこを改善すべきでしょうか?」

ポル
ショートトラックなら良いんですが、全体的にアベレージスピードが高いコースであるとか、特にコーナリングスピードが高いコーナーで問題が出ますね。最終的には今日の結果も良かったですし、そこを改善すべきであるということと改善方法は分かっているんです。ミサノはまた異なる種類のサーキットですのでどのように改善出来るか?というところですね。」

 

Q
「今日は予選で良い位置だったにも関わらずレース序盤で問題を抱えているようでしたね。最終的にはペースを改善出来たようですが、今日のレースについてどう思いますか?」

シルバーストーンGP7位 ステファン・ブラドル
「悪い結果では無いけど、レース序盤で大きなミスを犯してしまいました。ブレーキングが遅れたことによってラインを外してしまったんです。13位まで落ちてしまって、そこから上位に上がってくるのに非常に苦労しました。最終的に7位表彰台という結果は昨日の予選で何度もクラッシュした事を考えると良い結果だったと思います。予選の中で自信を失いかけていたんですが、決勝は結果を受け入れられる順位でフィニッシュできたわけですからね。」

 

Q
「予選は10位スタートで決勝は8位という結果でしたが、どう感じていますか?」

シルバーストーンGP8位 アンドレア・イアンノーネ
「スタートは良かったんですが、ブレーキングのフィーリングが良くなかったので他のライダーをパスするのに非常に手こずりました。トラクションと加速もあまり良くなかったですね。今日は全周回で全力でプッシュしました。序盤は非常に良いフィーリングだったんですが、最後のほうはタイヤがかなりスピンしてしまいトラクションがなくなってしまいました。今日のレースは良い結果だったとは言えないレースです。次のミサノでは良いレースをしたいと思います。」

 

Q
「今日は素晴らしい結果だったと思いますが、満足していない様子ですね。」

シルバーストーンGP9位 アレイシ・エスパロガロ
「今日はスタートが凄く良くて、最初の2、3周はトップのライダーに付いて行くことができたんですが、ストレートでホンダやDucatiに簡単に抜かれてしまうということが非常に腹立たしいですね。ミサノは凄く好きなサーキットですし、エンジンパワーがそこまで重要ではないサーキットないので良いレースをしたいですね。ポイントを重ねていくということを意識していきたいです。」

 

Q
「今日は母国開催ということで張り切っていたと思いますが、今日の結果はいかがですか?」

シルバーストーンGP10位 スコット・レディング
「今日の結果は非常に嬉しいですね。序盤はもう少しトップ勢に接近出来るかと思ったんですが、燃料満載で大きなブレーキ径のディスクだと難しいですね。徐々に良いリズムを得てバウティスタやブラドルと争ったんですが、付いて行くことが難しかったですね。序盤は良いリズムが得られずフラストレーションが溜まったんですが、終盤はリズムを回復してヨニー・ヘルナンデスに接近出来、彼を負かす事が出来たので嬉しいですね。」