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★MotoGP2014 Ducatiの新マシン開発について

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来年のDucatiのマシンに関するニュースです。
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Ducatiコルセのゼネラルマネージャー ジジ・ダリーニャによると新エンジンが2015年型デスモセディチ開発の最初の一歩になるとのこと。

「まずは新しいエンジンからです。ヴァレンシアテストの前には手元にある状態で進めたいですね。新しいエンジンは90度V型という部分は変わらず、より小さくセットアップが容易で、タイヤからのインフォメーションが得やすいものになるでしょう。」

Ducatiのエンジンは伝統的にデスモドローミック機構を採用しており、ホンダやヤマハのようにニューマチックバルブ機構を採用していない。果たしてこの部分は変更されるのか?

また選手らがずっと主張しているアンダーステアが、このマシンの戦闘力を下げているわけだが、こうした部分を改善するためにアプリリアから2013年終わりに加入したのがジジである。

エンジンに先んじてザクセンリンクで改善版のソフトウェア、ブルノで新しいフェアリングが投入される。

Ducatiはまだ来年のライダー体制を発表しておらず、カル・クラッチローの行方も未定だ。

そして、次にDucatiが表彰台を獲得すると、Ducati全車の燃料が24Lから22Lに減らされ、もし3勝すると、ソフトコンパウンドのリヤタイヤが使えなくなる。

これはスズキ同様に2016年のルールの統一化まではDucatiが行使できるオープンクラスと同様のオプションの対価と言える。

エンジンの改良と自由なテストに関しては、結果に関わらずミシュランブリヂストンに変わってタイヤサプライヤーとなる2016年まで有効だ。