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★MotoGP2014 ロレンゾ「加速時の安定性向上のためにパワーを絞ったのが敗因」

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序盤レースを引っ張ったものの4位に終わったロレンゾのcrash.netのインタビューです。

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カタルーニャで2度勝利しているロレンゾはアクセレーションに苦しんだ末に、ホームGPでの表彰台を逃した。

ムジェロでマルケスとスリリングなレースを見せたロレンゾは、ターン1でペドロサを抜いてトップに立った。しかしロレンゾとチームは、暴れるマシンを抑えるためにパワーを少し絞ったセッティングにしていた。結果的にそれが仇となり、彼は4位でレースを終えた。

ロレンゾは、トップ勢がイエローフラッグとレインレース宣言を混同してペース落とした際に少し差を詰めるも、その後はまたトップ勢から離されてしまった。

「今日はアクセレーションの悪さでこういった結果になってしまいました。予選段階から加速時にリヤタイヤの振動がひどくて、それを抑えるために少しづつバイクの出力を落としていったんです。しかし、それが結果としてアクセレーションの悪さに繋がってしまいました。特に最終コーナーで毎回0.3秒から0.4秒くらいロスしていたと思います。

良いタイヤでレースが出来ればマルケスについていってスリップに入ることも出来ると思うんですが、現状では3、4、5速のアクセレーションの改善が必要です。

ブレーキングは非常に良くなりましたが、加速に関しては昨年より悪いですね。このタイヤで最適なセッティングを見つける事ができませんでした。

ここの路面はムジェロよりも滑り、バンプも多いので難しいですね。練習段階からバイクがもの凄く暴れるので、パワーを絞るという選択をしたわけですが、トップ勢と戦うには良い戦略では無かったですね。

暴れるマシンを押さえ込んで走っていたのでムジェロの時よりも後半に疲れが出てしまいました。明日はいつもよりも多くの作業を行わなくてじゃいけません。雨が降るとアラゴンまでテストを待たねばいけないので、晴れて欲しいですね。同じ状況で改善点を見つけなければ意味が無いですからね。

もう少しブレーキングの改善をしたいという思いはありますが、現時点では満足はしています。ホンダと同レベルというわけにはいきませんが。。あとは加速時の安定性ですね。」