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★MotoGP2014 ロッシ、ロレンゾM1を語る。

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段々と改善が進むM1。二人が改善の流れを語っています。
 
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ロッシ、ロレンゾの両名は、ヤマハのM1が弱点を克服しつつあると語る。
 
ヤマハ、それからホルヘとともにブレーキング、それからコーナーのエントリー部分の改善を進めてきました。去年はその部分にもの凄く苦しんでいたので、物凄く進化してますよ。思うにマルクが強いのはその部分なんですね。あらゆる部分に手を入れて、結果としてムジェロではかなり良い感じに仕上がりました。」
 
「ムジェロではホルヘはかなりブレーキングで強力だったし、これからヤマハと協力しながら、コーナーのエントリースピードを改善したいですね。今週末のバルセロナはかなり大事ですね。去年はここでのブレーキングのパフォーマンス散々な結果でしたし、レース前半で色々トラブルがありましたから。今後M1のこの弱点部分のパフォーマンスを、もっと高めて行きたいですね。」

 

 

 ムジェロではマルケスから0.1秒遅れでゴールしたロレンゾは、クラッチレスのダウンシフトが、この結果の助けになったと語る。

 
ホルヘ・ロレンゾ
「2年前ヤマハにクラッチレスのダウンシフトの開発をリクエストしました。というのもホンダは既にその仕組みを持っていたのでね。ただ、当初出来上がってきたものは、通常のシフトよりも感触が悪いものでした。」
 
「徐々に改良を重ね、自分もペダル位置を何度も調整するなどして、システムはどんどん良くなりました。この前のレースでは電子制御の改善もあって、バイクをしっかりと止めることが出来るようになりました。それにビッグディスクも使えるようになりましたしね。」
 
「クラッチレスのダウンシフト、電子制御の改善、ビッグディスクの3つで、M1のブレーキングパフォーマンスはかなり良くなって来ましたが、まだまだベストではありません。」
 
「ムジェロではヤマハは最高のパフォーマンスだったという意見がありますが、自分はそう思っていません。まだまだ改善出来る余地は沢山あります。マシンに関しては電子制御の部分でまだやることが大量にありますし、自分自身も今年のスタートという意味では出遅れてしまいました。パーソナルトレーナーも3人目でようやく良いトレーナーに巡り会えた状況です。」
 
マルケスは開幕から1つも2つも上のレベルにいました。今はようやく同じレベルに到達したと信じたいですね。」