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★MotoGP2014 ル・マンGP ペドロサ「序盤にタイヤのグリップが悪くペースが上がらない。」

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今回腕上がり手術後(腕上がりについての詳しい説明は過去記事『★MotoGP2014 知っているようで知らない「腕上がり」とは?』を参照。)初レースとなったペドロサのニュースです。

 

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ル・マンGPで苦しんでいたのはロレンゾだけでは無く、レプソルホンダのダニ・ペドロサも、同様に苦しんだ中での5位入賞となった。

 

チームメイトのマルケスが一時は10位まで落ちた順位をすぐに挽回する中、ペドロサはタイヤのグリップ不足による影響により、9位スタートの順位からの追い上げを開始するまでに7周もの時間を要した。

 

ペドロサはレース中盤でも7位で、その後ようやくペースを取り戻しロレンゾ、ブラドルを抜いて5位でレースを終えた。

 ペドロサのレース序盤のタイムに問題があることは、彼自身のファステストラップとなるマルケスから0.120秒落ちのタイムを刻んだのが、28周のレースの中の20周目であったことからも明らかだ。ちなみに他の上位ライダーの場合は、最初の8周目までにファステストを記録している。

ペドロサ

「今日のレースは全く楽しめませんでした。なぜかわからないんですが、過去3戦に渡って序盤に前後タイヤのグリップが全く無いんです。レースが始まって他のライダーがアグレッシブに攻める中、全くグリップを感じられずペースを上げられないんです。無理をしてペースを上げようとすると、フロントタイヤが全く存在しないような感覚ですよ。」

 

「現状ではレース序盤は手のうちようが無いんです。ひたすら後ろでタイヤのグリップが出てくるのを待つんです。後半になってようやく良くなってくるんですが、良いとはいえないコンディションです。今回はバイクがグリップしない中でエネルギーを無駄遣いしてとにかく疲れました。。100%の力でプッシュできないレースは気分が悪いですよ。もっと速く走れることはわかっているのにそれが出来ない。雨の中で走っているようで気分が悪いです。」