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★MotoGP2014 ル・マンGP 予選後プレスカンファレンス インタビュー翻訳

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決勝開始直前であれですが、予選後のプレスカンファレンスの様子です。

 

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Q 

「興味深いセッションでしたね。今回はポールを獲得するのに少し手間取ったようですが。」

 

マルケス 

「正直こんなに良いタイムが出るとは思ってませんですね。ただ今日は全体的なフィーリングも良かったですし、一周目からタイヤのポテンシャルも良かったですね。昨日はそこまで調子が出ませんでした。明日はロレンゾ、ロッシ、ペドロサが接近しているので、ちょっと今日のような感じにはいかないでしょうね。実際FP4は皆かなり似たようなペースでした。明日のレースはもちろん勝利を目指しますが、長丁場なんでいろんな部分のマネジメントをしっかりしないといけませんね。」

 

Q

「2008年に予選タイヤで記録されたコースレコードを塗り替えましたが、あまり気にしていないようですね。」

 

マルケス

「そうですね。モチベーションになりますよね。ただ、それよりも2位との差が大きかったことのほうが自分にとっては嬉しいですね。このサーキットのレイアウトでギャップを付けるのは難しいですから。ただあくまで1周のタイムであってレースは別物ですから。」

 

Q

シケインでランオフエリアに何度も入ったり、かなりポールを取るために努力していた感じですが。」

 

マルケス

「そうですね。トップを取るにはプッシュし続けないと。1つ目のシケインで飛び出したりしてましたが、自分のタイムに満足出来なかったんで。明日同じような無理をするわけにはいきませんからね。予選では100%まで攻めないといけませんね。その中で限界が見えて来るわけで、そこに向かって走るわけです。限界のラインで周回出来るか、クラッシュするかのどちらかです。」

 

Q

「ありがとうございました。5戦連続のポール獲得おめでとうございます。」

 

Q

「続いてはモンスターテック3ヤマハのポル・エスパロガロにインタビューしたいと思います。木曜日にMotoGPバイクの操縦は本当に難しいと語ってましたが、見事にフロントローですね。」

 

エスパロガロ

「ええ。丁度落ち込んでた時に話したんですよね。今ここにトップ3として居るということが信じられないですね。なので凄く嬉しいです。テレビでトップ3のインタビューを見ながら、いつかあそこに座るんだ。と思っていたので、とにかく嬉しいですね。全体的にはようやくいい感じに仕上がって来ましたね。今週はどんどん調子が上がってきて、良いラップを刻むことが出来ました。もちろんトップのライダー達にレースで着いていけるかはわかりませんが、スタート時点ではアドバンテージはあるわけなので、とにかく必死に走ります。」

 

Q

MotoGP形式の予選で最後まで残るというのはMoto2から比べると初めての経験では?」

 

エスパロガロ

「ええ。練習走行の段階から予選まで、そしてレースが終わるまで気が抜けないですね。」

 

Q

「ありがとうございました。」

 

Q

「今シーズンは表彰台獲得だけではなく、予選でも強さを発揮していますね。素晴らしい週末じゃないですか?」

 

ドヴィツィオーゾ

「1列目に残れたのは凄く嬉しいですね。明日のスタートで非常に大きなアドバンテージになります。ただそれよりも去年から進化しているということが嬉しいですね。ラップタイムを良いし、自分も良い調子です。今回は予選の前からかなり良いパフォーマンスでした。」

「ハードタイヤでコンスタントなタイムを刻めたということが非常に重要ですね。多くのライダーが似たようなペースで走っているので、決勝時の後半で生きてくると思います。とにかく今までの中で一番調子が良いですね。決勝は難しいと思いますがポジティブです。ヘレスでは後ろからのスタートだったので1周目のブレーキングで突っ込めませんでしたが、今回は違ったレースが出来ると思いますよ。」

 

Q

「プレシーズンテストから開幕、そして今まで調子を上げてきていると思いますが、それについて話してもらえますか。」

 

ドヴィツィオーゾ

「そうですね。マレーシアテストの段階からかなり調子は良かったんです。実際プレシーズンテストの段階から物凄く大きく変わったところはありません。日々小さな改善を積み重ねているんです。というのも現段階では我々が求めている大きな変更を施せる段階では無いんですよ。ただいくつかのサーキットにおいては、トップのマシンに近いタイムで走行出来るようになってきています。現段階ではトップ4のライダー達からは少し遅れる状態ですが、とにかく追いつけるように改善を重ねていきます。」

 

Q

「なぜDucatiはこのサーキットでは速いんでしょうか?」

 

Ducatiはブレーキが強いんです。特にストレートからのブレーキが。ここでいうとメインストレートからのブレーキングでかなり強みを発揮出来ます。逆にコーナーの中で車体が曲がらないんです。ここは他のバイクに比べると明らかに不利な点です。あとは自分の走り方がこのサーキットに合っているのも大きいですね。」

 

 

さて、いよいよMotoGP決勝はこの後日本時間21:00からスタートです!