★MotoGP2014 アルゼンチン 決勝結果&インタビュー
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さて、アルゼンチン決勝から色々と後日談です。
今回、ファクトリーは全員リヤにハードコンパウンド、オープンクラスは全員リヤにミディアムコンパウンド、フロントタイヤはマルケスがハード、ペドロサはミディアム、ロッシはハード、ロレンゾがミディアムという選択でした。
序盤のホールショットはロレンゾ、その後も16周までトップでレースを引っ張っていましたが、後半にマルケス、ペドロサに抜かれてしまいました。
ロッシは表彰台を狙えるペースでしたが、1周めに1回外にはらんで順位を落とし、その後ブラドルがインに突っ込んできたせいで外に押し出されて、本人曰く「あのラップで2秒は無駄にした。」ということで4位になっています。
マルク・マルケス
「最初の1周はとても大変でした。かなり順位を落としてしまって。。このレースで重要だったのはタイヤのマネジメントでしたね。特にリヤタイヤが重要でした。自分のライディングはリヤタイヤにかなり負担をかけるので、そこは特に気を使って走りました。今後何が起こるかはわからないですが、ヘレスでも勝ちにいきます。ランキング2位のペドロサとは19ポイントしか離れていないし、ヘレスは彼の得意なサーキットですからね。」
ダニ・ペドロサ
「残念ながら今日は序盤のペースが悪かったですね。最初の1周のロスが大きくて、遅いペースの集団でハマってしまって前に出れなかったんです。後半はリズムを取り戻して挽回できましたけどね。最終的にはチームとしては良い結果でしたが、ほとんど3位で寂しく走っていたのでちょっとつまらなかったですね。次は自分の好きなヘレスなので楽しみです。」
ホルヘ・ロレンゾ
「今日の3位という結果は、自分の今までのキャリアの中で一番うれしい3位かもしれません。我々がベストの状態ではないにしても、上位のライダー達と張り合える事が証明できたわけですからね。後半ペドロサが物凄くてなんとか2位をキープしようとしたんですが、あまりにも疲れていたので3位でフィニッシュするほうを選びました。今年に関してはエンジン開発が凍結されているので、非常に厳しいシーズンですよ。ただ、エレクトロニクスとシャーシは改良を続けられるので、自分自身のライディングスタイルの改善と共に調子を上げて行きたいです。」
「今日は表彰台を前の3台と争えるペースでした。残念ながら最初の1周で少しミスをしてロスがあり、ステファン・ブラドルがブレーキングの失敗でインに突っ込んできたミスによって、さらに貴重な2秒を失いました。あれがなければ表彰台は狙えたでしょうね。」
ステファン・ブラドル
「予選での酷いクラッシュ、9位からのスタートだった事を考えると素晴らしい結果ですね。3列目スタートだったので良いスタートが必要だったんですが、それが実現できました。最初の1周はクレイジーでしたけど、とにかく先頭集団に食らいついて行くのが自分の役割だと思って頑張りました。終盤はフロントタイヤに問題が出てしまって上位集団のペースに付いていけなくなってしまいました。なので、無理してリスクを犯すよりは5位フィニッシュを狙って走りました」
アンドレア・イアンノーネ
「今日の結果は最高ですね。序盤からプッシュして先頭集団に付いていくようにしました。ただ8周目から10周目にかけてタイヤの消耗によってペースを落とさざるを得ませんでした。前よりもバイクからの情報が得られるようになってきて、チームとともに改善を続けています。今日の結果を支えてくれたチームに感謝です。」