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★MotoGP2014 アルゼンチン リオ・オンドサーキット ブリヂストンレース前プレビュー

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恒例のブリヂストンのレース前レポートです。高速コーナーが多いサーキットのようですが、ヤマハ有利となるか。。
 
 

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アルゼンチンGP概要

第3戦のアルゼンチンが開催される。南米にMotoGPが帰ってくるのは実に2004年以来。
全長4806mのこのサーキットの特徴は複数の高速コーナーで、結果としてこのサーキットをシーズンを通して最もアベレージスピードの高いコースとしている。
 
高速コーナー、いくつかの傾斜角度のきついコーナー、アベレージスピードの高い状態からのハードブレーキングなどにより、タイヤに対してシビアなコースである。
 
コーナー数はアンバランスに出来ており、9つの右コーナーに対して、左コーナーは5つというレイアウトだ。
しかし左コーナーのほうがタイヤに対してシビアであり、特に6コーナー、11コーナーではタイヤの温度は非常に高くなる。

 

 
コーナー数の違いがあるものの、左右でタイヤにかかる負担は似たようなものであるため、左右対称のタイヤを使用する。各チームに供給されるタイヤは、ファクトリーオプションにハードとミディアム、オープンにミディアムとソフトとなる。
 
ブリヂストンがこのサーキットのデータをあまり持っていない事や、様々な天候が予想されるために、フロントタイヤは通常2種類のコンパウンドが用意されるところ、今回に関してはハード、ミディアム、ソフトの3種類が用意される。
 
 

ブリヂストンのヤマダ氏

「南米に戻ってこれて非常に嬉しいです。ほぼ10年ぶりですか。モータースポーツに熱いファンが多いから楽しみですね。勿論ブリヂストンにとってはマーケットとしても重要な市場ですし。我々の優れた技術を新しいファンに見てもらう絶好の機会だと思います。」
 
「昨年リオ・オンドサーキットで行ったテストでは、多くの関心を集める事が出来ましたし、今週末のレースでも多くのお客さんが来てくれると思いますよ。」
 
「レースの観点で言いますと、ファクトリーチームは誰一人としてこのサーキットを走行したことがありませんから、どういったレース展開になるのかが楽しみですね。我々としても、このサーキットがはじめてのチーム達をサポートするわけですので、今週末は大忙しになると思います。」
 
 

ブリヂストンのアオキ氏

「昨年のテストの結果から、このリオ・オンドサーキットが、タイヤにとって非常にシビアなサーキットだということがわかっています。ターン6に代表されるような高速コーナー、路面に角度がついているコーナーは、タイヤに多くの荷重がかかるんです。コースレイアウトも面白いですよね。」
 
「我々はこのサーキットに関してはあまりデータがありませんので、ライダーの安全を最大限確保する為に、3種類のコンパウンドのフロントタイヤを用意します。フロント、リヤ共に、高い耐久性、耐摩耗性、過度な発熱が起きないような特徴を持たせています。」