★2014カワサキ KLR650 レビュー
Sponsored Link
Cycle Worldの読者はこのKLR650が我々のアドベンチャーバイクシュートアウトで優勝したことを覚えているだろうか。このバイクがその他のより排気量が大きく高価なバイクたち(BMWのR1200GS、KTMの990 Baja、そしてYamahaのスーパーテネレ)を打ち負かしたのだ。数百マイルに及ぶ砂漠や舗装路の結果、「バイオハザードやウォーキング・デッドのようなソンビ大量発生の事態に、最も乗りたいバイク」として選ばれた。(※管理人注 なんだそりゃ。。)
航続性能、乗り心地、ウインドプロテクション、修理のしやすさなどが砂漠での扱いやすさと信頼性を獲得したのだ。アホみたいに重すぎないところなども刻々と変化するオフロードでの走破性を高めている。
唯一の不満を上げるとするとやわらかすぎるサスペンションだ。これはハードなオフロード走行ではいささか物足りない。最新型の2014年型は内径41mmとサイズこそ同じものの、中のスプリングはより硬いものが使われているので、取るに足らないことかもしれないが。
フロントフォークの油面も5mm引き上げられ、フォークがダイブした時の反応を良くしているとのこと。リヤショックもスプリング、プリロードの設定の変更により、全体的にハードな味付けに仕上がっている。
カワサキによると、これはよりハードなオフロード走行に対応するためのもので、ハードブレーキング時のノーズダイブなどもかなり軽減されているとのことだ。
サスペンションのハード化に合わせて、シートはよりソフトなものが装備されている。よりフラットで快適性が高く、横幅は3cm拡大されている。
【諸元は下記のとおり。】
エンジン:4気筒水冷651cc
ボア/ストローク:100.0 x 83.0mm
ミッション:5速
フロントフォーク:41mmテレスコピック
リヤショック:シングル
Fタイヤ:90/90-21
Rタイヤ:130/80-17
タンク:23L
車重:195kg
価格:$6599
(情報元 cycleworld)
安いことと信頼性の両立は確かに良いことですが、カワサキだしなぁ。。というのは置いといて、デザインもう少しなんとかならなかったのか。。
フロントカウルなんて旧型のニンジャ250の顔を切って貼っただけのような。。。