★EBR (Buell) 1190RXが登場。
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Buellからというか、EBR(Eric Buell Racing)から1190RXが登場しました。
ブランドとしてのBuellは2009年に親会社のハーレーにたたまれてしまいましたが、Buell氏はめげずにEBRを設立。
ウィスコンシンでわずか13名で始めたブランドは、1190RSを100台限定でホモロゲマシンとして生み出しました。値段はなんと$39,999!
インドのヒーローモーターから出資を受けた会社は、現在140名を超える従業員を抱えるまでに成長し、さらなる成長のステップにあるようです。
EBRは1190RXの進化バージョンとしてBuell Barracuda 2 prototypeを生み出し、そして今度はその進化バージョンとしての1190RXが登場したというわけです。
このマシンのエンジンは1190ccの72度Vツインで、クランク軸上の馬力は10,000rpmで185馬力。ボアとストロークはRSと同じく106.0 x 67.5mmで、圧縮比は13.6:1から落とされ、13.4:1 となっています。
吸気側のオフセットカムが4個のうち1個の吸気バルブを2つめの吸気バルブよりも早く開けることにより、渦の流れの効果を生み出すことで、より早く効率的な燃焼を生み出しています。さらにセカンダリーエキゾーストの見直しにより、ミッドレンジのトルクと安定性が向上しています。
エンジンと同様にフレームも今までの特徴を色濃く残しています。
アルミフレームは今までのものと同様に燃料タンクを兼ねる設計、エンジンはシャーシの強度メンバーとして使用されており、フロントはショーワのBPFフォークを採用。
Buellの象徴とも言えるリムオンブレーキのディスクは386mmを採用。ちなみにキャリパーはニッシンの8ピストンキャリパーを採用。
レブリミットは11,500rpmとVツインとしては高め、シフトランプは無いようで、テスターの元記事だと、吹け上がりが速いのでシフトランプが欲しいとのこと。
今回、値段は$18,995とけして安くはない価格。ただ、他のパニガーレやRSV4と同じクラスと考えると似たようなレンジではあります。
ドライブ方式はチェーンということで、昔の看板だったゴムドライブはやめたんですね。
ドライウェイトは190kgということでまずまず。
しかしまぁ、デザインがなんというか。。
メーターまわりとかの野暮ったさ、シートレールとか結構酷いですね。
※あくまでも管理人のデザインセンスです。