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★ヤマハ マッシモ・メレガリ「冬の間にここまで開発が進んだのは驚き」

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ヤマハのメレガリのコメントから判断するに、ヤマハはカタールテストに向かう前に、シャーシ以外の内容に関してはほぼ方向性が見えたと言えそうです。新しいエンジンについて模索を続けるホンダ、旋回性の課題があるDucati、電子制御、チャタリングが発生しているスズキ、2017型のセットアップをこれから行うアプリリア、今年は開発の1年となるKTMと、各社それぞれの形で最後のテストを3月10日から迎えます。

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(Photo courtesy of michelin)

ヤマハチームボスのマッシモ・メレガリはヤマハのエンジニア達の冬期の仕事を讃え、フィリップアイランドで見せた2017年型M1の戦闘力に驚きを感じた事を認めた。マーヴェリック・ビニャーレスがオーストラリアで素晴らしい結果を出したことを受け、メレガリはヤマハがロングランにおけるコンスタントさにおいて大きく進歩したと結論付けた。これはヤマハが昨年苦しんでいた部分でもある。ヴァレンティーノ・ロッシは最終的に11位タイムとなり、自らのテストについて「満足していない」としたが、メレガリはエンジニア達がバイク全体を大きく向上させたとし、残りテストを1つ残した状態で、2つの新しいシャーシについてはまだ評価中であると語った。

マッシモ・メレガリ

「シャーシと電子制御、操縦性に関してエンジニア達は作業を行いました。問題はバイクを見ても外観上は同じってことですね。エンジニア達がここまで大きな改善をもたらしてくれると思っていませんでした。昨年を考えてみると、彼らは改善しようとしてくれたんですが大きく前進した事はなかったんです。彼らはこの改善を冬休みの間にやってくれました。」


金曜にロッシはビニャーレスとともにセパンとフィリップアイランドで旧型を交代でテストを行った新しいシャーシについて、「新しいほうが良い感触」と語っている。メレガリによると、2人はこの2つの異なるシャーシを、開幕まで2週間となるカタールテストでも再びテストすると言う。


「シャーシが唯一まだ悩んでいる部分なんです。フィリップアイランドに来る前は、ここでシャーシに関して決定することが出来れば、日本側にとっては良いだろうと思っていたんです。ただ、この決定は本当に重要なんですよ。ですからまた2週間待って、カタールで両方テストをしてみることにしました。そうすれば日本側で開幕までに懸命に作業してくれるかもしれませんから。」

www.crash.net