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★MotoGP2017 サム・ローズ「3日間で改善を進める事が出来た」

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アプリリアで今年からMotoGPデビューするローズ選手は、同じくMoto2出身のフォルガー選手(総合4位)、ザルコ選手(総合15位)と比較して苦戦している様子。バイクも次回のカタールテストで2017年型を使用するとあって、開幕までに全ての準備を整えるのはかなり大変そうです。

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(Photo courtesy of michelin)

サム・ローズはフィリップアイランドでの3日間のテストの総合タイムで最後尾となったことの不満を隠そうとしない。しかし2日間は継続的に改善が進んでおり、カタールでは良い走りが出来ると自信を持っている。2016年型のRS-GPをテストで使用し260馬力のバイクに慣れることをローズは進めている。彼は転倒が2回あった初日から金曜の午後には2.1秒もラップタイムを短縮した。


最終日は午後にガス欠になるというトラブルもあり、その事に関しては「少し腹立たしい」とし、最終的には1分30秒200のタイムを記録している。もしオーストラリアのテストの後にレースがスタートするとしたら状況は厳しいとしながら、彼は次回のカタールテストで始めて2017年型のアプリリアのMotoGPマシンを操縦出来るという事に興奮している。

サム・ローズ

「3日間でかなり改善を進める事が出来ました。今日もまた0.3秒タイムを縮める事が出来ました。昨日は30秒台は1周だけでしたが、今日は20周ほど30秒台で走る事ができました。いくつか問題があって、ベストラップが出た周もあと0.1秒ほど速く走れたんですが、問題が発生しました。これは少し腹立たしいですね。それから午後にも問題が出てしまいました。初日は最悪でしたけど、それを抜きに考えれば5日間は転倒せずにテストが出来ています。悪くないですね。もっと速く走る必要があるのはわかっています。今はバイクをかなり良い感じに乗れていると思いますよ。タイムでは上位ではありませんけど、ペースは良いですしコンスタントなんです。最終的には非常に速く走る事が出来ました。」


「レース距離の走行に関してはタイヤにあまり良いフィーリングがないんです。少し早めにストップする必要がありました。あまり多くのライダーはロングランをしていないと思いますよ。明日レースがあるとしたらポイントを獲得出来るように走ります。15位から0.3秒しか離されていませんからね。ですからポイントを獲得する走りは出来ると思います。ただ本来起きないような問題が起きてしまったのでフラストレーションが溜まります。カタールでは新しいパーツを得て、それらのテストを開始したいですね。全てが動いています。昨年のペースを見ても、昨年このペースを出していればかなり良かったはずなんです。コンディションはあまり良くないですけどね。ただ今はもっと前に進む必要があります。そこまで離されていませんし大丈夫ですよ。」


「新しいバイクは良さそうで、とてもポジティブですね。全てのフィードバックが良いんです。全ての面で改善されているようです。自分にとっても素晴らしいですね。2日間良い方向に作業が進んだのは良かったですね。これが今重要なことなんです。カタールをここで終えたような状況からスタートして積み上げていくことが出来れば良いでしょうね。」

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