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★フィリップアイランドテスト2日目 ビニャーレス「既にレースをする準備が出来ている」

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昨日宣言していたとおりにトップタイムを記録したビニャーレス選手。唯一28秒台を記録し、2位のマルケス選手に0.4秒差をつけました。とは言え、まだまだレースペースに関してのコンスタントさはマルケス選手に届かないとしています。

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(Photo courtesy of michelin)

マーヴェリック・ビニャーレスはフィリップアイランドテスト2日目にトップタイムを記録し、レースをする準備が既に出来たと語る。ビニャーレスはこの日1分28秒847を記録し、2位のマルケスに0.4秒差をつけた。ビニャーレスは2017年にヤマハに加入しロッシのチームメイトでファクトリーチームにいることに対してのプレッシャーを感じながらも、自らの肩にかかる期待を快適について心地よいと語り、既にレースモードだと言う。

マーヴェリック・ビニャーレス

「既にレースモードです。ただレースになれば苦戦するかもしれません。ただ、今の段階では準備が出来ていると感じます。ただもう少しバイクに自分のライディングスタイルをあわせる必要があると感じます。いまだにバイクの上で無駄に動き過ぎてしまうんですよ。ですから1周の間常に完璧なラップが出来てはいないんです。まだまだ改善の余地があります。このバイクに乗っていると皆がタイトル争いの可能性があると言います。ヴァレンティーノも昨日は良いラップタイムでしたし、今日も良いペースで走っていました。バイクは素晴らしいですしチームも素晴らしい経験があります。ですからライダーも良い走りをしてコンスタントである必要があるんです。こうした感覚があるとレースで勝利出来るということですし、それこそがさらにハードに自分をプッシュしようというモチベーションなんです。この環境は良いですね。自分は1つの目標、1つの夢に向かっているという事もわかっていますし。さらにモチベーションが高まりますね。」


「毎年少しずつ良くなっていますし、さらに賢くなっていると感じます。バイクが必要としていることもわかるようになりますし、経験が助けとなります。毎年どんどん良い感触になっています。ロッシの後ろでいくつか発見がありました。彼はセクター4ですごく速いんです。そこでいくつか使えるラインを見つける事が出来ました。自分はいつも学ぼうとしているんです。マルクと一緒に走る時、カルと一緒の時もそうですね。すべての物事が助けになるんです。他の選手がどうやっているのかを見たいんですよ。」


「ヤマハは強力な加速があってここはホンダに勝っています。ただホンダはラップタイムでは常にコンスタントなんですよね。マルクはラップタイムが実にコンスタントで、この部分の作業が必要ですね。マルクはコンスタントなんですが、他はそうではありません。カルも速いですから、彼も昨年より良いスタートなんだと思います。注意しないといけませんね。新しいシャーシに関しての作業を続けていて、ハンドリングに関してステップアップしました。このトラックは方向転換が多いですから、良いハンドリングのバイクであることが重要なんです。カタールでは新しいフレームに関してさらに前進が出来るでしょうね。ただ5周では違いがわかりませんから、ロングランをしてみる必要があります。新しいバイクに関してはリアのグリップの高さはポジティブな点ですね。」


「今日は良い仕事が出来たと思います。28秒台を記録したことだけでなく、29秒台前半、29秒台も何度も記録出来ました。多くの周回をこなしましたが、まだリアグリップに関しては改善が必要です。ラップ10、ラップ15からレースの終わりまでに関してですね。27周目のタイヤでは1分30秒でした。ですから非常に満足しています。1台のバイクはグリップが高く、もう1台の(※別のセッティングの)バイクではハンドリングが少し良いんです。ですから妥協点を探す必要があります。今日はずっと旧型のフェアリングを使用しています。こちらのほうがフィーリングが良いんですよね。マレーシアは異なるトラックでしたし、いくつかのトラックではこの旧型フェアリングを使用して、いくつかのトラックでは新型のフェアリングを使うことになるでしょうね。」

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