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★MotoGP2017セパンテスト3日目 ドヴィツィオーゾ「旋回性の改善はまだ必要」

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GP17の旋回性は改善したがまだまだと改善の余地があると語るドヴィツィオーゾ選手。次回のフィリップアイランドでの公式テスト(2月15日〜)では遂にDucatiも何らかのエアロダイナミクス効果を狙ったカウルをデビューさせると見られています。 f:id:teletele916:20170203024550j:plain (Photo courtesy of michelin)

セパンでGP17の高いポテンシャルを発揮し、アンドレア・ドヴィツィオーゾはクアラルンプールからイタリアまでの9,690kmの道のりを良い気分で帰路につく。ドヴィツィオーゾは最終日に3位、総合順位は4位となり、マーヴェリック・ビニャーレス、アンドレア・イアンノーネ、マルク・マルケスの後ろにつけてテストを終えた。ドヴィツィオーゾは新しいマシンのブレーキング能力と旋回性に関してポジティブな意見を持っている。2016年にDucatiの問題であった旋回性は向上した。とは言え、ドヴィツィオーゾとDucatiはまだ改善は必要と考えている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「非常に良いブレーキングが出来ますし、コーナーエントリーでアグレッシブになれます。ですからテストのスタートに関して非常に嬉しく思っています。ベースの部分は非常に良いです。ライバルと比べても非常に競争力が高いと思います。この3日間で他のライダーとも走る機会がありました。自分達は昨年と同様に改善が必要な部分がありますが、ライバルに接近していますし素晴らしいフィーリングです。カタールでは全てが変わるでしょうから、今の状態が本当の意味でのベースではありません。明日レースするわけではありませんしいろいろな事が起きるでしょう。ただ伸びしろはあると思います。ライバルと同じようにね。良い気分で家に帰れますね。」


「旋回性は良くなりました。ウイングレットはありませんからね。ただライバルに比べて良いかというとそういうわけではありません。この部分の改善が必要です。リアカウルが違うほうのバイクに関してもゴールは変わらないんです。それにそこまで大きな違いもありません。これは今日大きな変化をもたらすためのものではなくて、将来のためのものですから大きな変化が有ることは期待していませんでした。ただどちらのバイクでも良いラップタイムを記録出来ました。」


次回のテストではDucatiはウイングレットが失われたことによる効果を再現するエアロダイナミクスボディワークに関してのテストを始めると予想される。 モビスターヤマハのヴァレンティーノ・ロッシはウイングレットを内蔵した新型カウルを火曜と水曜にテストしていた。ドヴィツィオーゾも次回のオーストラリア、カタールでのテストを行うだろう。


「皆がエアロダイナミクスの開発をしてるでしょうから、きっと皆何か変えてくるでしょうね。これがシーズン前半、半ば、後半のどこで起こるかどかはわかりません。ただ何も決まっていない状態です。皆にとっても手探りでどの方向が良いのかもわかりませんからね。何が良いかというのは大きな問題ですよ。」

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