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★MotoGP2017セパンテスト3日目 バウティスタ「GP16は今まで乗った中で最高のバイク」

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型落ちのバイクであるとは言え、素晴らしいタイムを記録してご満悦のバウティスタ選手。GP16はとにかく自分のスタイルに合うんだとか。今まで乗ったバイクの中でも最高とべた褒めです。 f:id:teletele916:20170202143957p:plain (Photo courtesy of michelin)

アルヴァロ・バウティスタはセパンテストを総合7位という順位で終え、彼のGP16のベースセットに満足している。彼はAspar Ducatiのカラーリングに身を包んだ1年落ちのマシンを「完璧」と表現し、7年間の最高峰クラスの中で最も素晴らしいMotoGPマシンだと語る。セパンの前半2日で素晴らしい結果を見せたバウティスタは、28周を2分フラット、59秒台に入れた。彼よりもコンスタントなペースを刻んだのはマーヴェリック・ビニャーレスとマルク・マルケスの2人のみだ。11月にヘレスで最速タイムを出したのに続き、バウティスタはセパンでもすぐにトップに躍り出た。その理由はGP16が彼のスタイルに合っているからだ。完璧なベースセットアップに加えて、過去2年間彼がRS-GPの開発をしてきた経験が結実している。

アルヴァロ・バウティスタ

「このバイクは自分のスタイルに非常に合うんです。ですから非常に快適ですね。初日の4周目ですぐに2分フラットが出ました。まるで冬休みなんてなかったかのように、すぐに快適に走る事が出来ました。これは本当に快適なバイクです。エンジンは非常に強力でスムーズ、ハンドリングも自分にとっては最高です。コーナー立ち上がりの部分のみ、これは自分以外のDucatiライダーも言っていることですが、向き変えがしにくいんです。ただ自分にとっては非常に快適ですし、今までの中ではベストのバイクです。今朝トラックがフレッシュなうちに少しハードに攻めてみました。それでも良い感触で良いタイムが出ました。非常に嬉しいです。」


「パワーのマネジメントを理解するために、まずはエレクトロニクスの作業を初めてみました。3日間テストをしましたが非常にポジティブです。現状を楽しんでいます。いつまでフロントにいることが出来るかですが、実際のところはレースでどうなるかでしょう。今の段階はあくまでテストですけど、今のフィーリングに関しては本当に嬉しいです。今まではバイクを開発していました。ただ今はベースが出来上がっているバイクに乗っていて、新しいフレームだとか、スイングアーム、エンジン、エレクトロニクス、ソフトウェアを試す必要がありません。ただ自分の走りに集中して、バイクの最大のパフォーマンスを発揮するということが出来ます。」


「昨年のヘレスのテストからここでのテストでは、バイクのセッティングはほとんど変えませんでした。(※昨年のGP16のデータのことかと思われます。)つまりベースは良いってことなんです。明らかに異なるオーストラリアでどうなるかですね。色々な事が要求されます。同じベースセッティングでいけるか、かなり変える必要があるのか。セパンやヘレスでの結果がオーストラリアでも発揮出来るかどうかわかるという意味で、重要なテストですね。レースの週末に45分間走るのと、1日8時間走るのとでは内容は異なります。自分にとってはトラックごとに変わらない良いベースを作るということが最も重要なんです。」

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