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★MotoGP2017 セパンテスト初日クラッチロー「2ヶ月バイクに乗っていなかった」

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2ヶ月ぶりのバイクだと語るクラッチロー選手。長いこと自宅に居候させていたジャック・ミラー選手と同じく、ファクトリー選手が昨シーズンに使わなかったシャーシを現在も使用しているようです。今年も昨年後半のような活躍を見せてくれるでしょうか? f:id:teletele916:20170131092205p:plain 2ヶ月間バイクに乗っていないにも関わらず、カル・クラッチローは新しいシーズンを昨年の終わりと同じような形でスタートした。クラッチローは月曜日のテストで6位タイムを記録。これは5台のホンダの中で最速となり、最速タイムを記録したストーナーから0.889秒遅れだった。とは言え彼はテスト内容に関しては詳細に語る事はなく、彼とLCRホンダチームは異なるスペックのエンジンと、クラッチローの言葉によると細かいエレクトロニクスに関連する内容をテストしていた。

カル・クラッチロー

「いくつか異なる内容をテストしているんです。他の連中も同じ内容をテストしていると思います。自分達のテストプランは明日からスタートします。今日はエレクトロニクスに関して細かい内容の作業をしました。実際にはエンジンには特に関係のない内容です。ごくごく基本的な内容で誰もテストしない内容なんです。この内容に関してはポジティブ面とネガティブ面がありますね。」


「2ヶ月バイクに乗らずにいてすっかり乗り方忘れていたのに、2回走行しただけでスピードを取り戻してフィードバックをしているというのも面白いですよね。時にはブレーキングがアグレッシブ過ぎたり、ブレーキングが弱すぎる事もあるんです。ですから良かった点について持って帰ろうと思います。同様にデータを見て”こんなふうには乗っていないよな”と考える事もあります。10周は自分のノーマルのスタイルなんですが、別の10周は全く乗れてない奴のデータなんですよ。ただ悪い日ではなかったです。内容には満足しています。ただ、明らかにおかしなタイヤが2本ありました。ヴァレとドヴィもおかしなタイヤを2本使用したと思います。ドヴィがちゃんとしたタイヤに変えた後は本当に速かったですからね。そのおかしなタイヤがフロントかリアかはっきりさせるために時間を無駄にしました。自分達は4回ピットのイン・アウトを行いました。次の2日間で作業が山盛りです。この雨の中であまりチャンスがあるとは思えませんが、希望は持っています。」


クラッチローが1つ明らかにしたことは、2016年の半ばにマルク・マルケスとダニ・ペドロサが使用しなかったシャーシが、彼にシーズン後半に大きな成功をもたらしたということだ。


別のシャーシが今回のテストに持ち込まれているのかどうかはわかりません。特に聞いてはいません。今のシャーシはスタイルに合っているんです。シーズン後半に良いフィーリングを感じて使っていたものです。ジャックとティトも同じシャーシを使用しています。ファクトリーの連中は別の事をするでしょう。そのせいでファクトリーの2人から遅れているとは思いませんね。昨年はそのシャーシに関してポジティブな点とネガティブな点がありました。ファクトリーの連中はそれが逆だったんでしょう。自分が調子が良い時は彼らはそうではなかったですから。」


クラッチローは初日のテストでマルケスよりも3ポジション上で、0.169秒速いタイムを記録している。

www.crash.net