★MVアグスタ ドラッグスター800ブラックアウト
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各部に取り付けられた電源ボタンが色々と意味不明なMVアグスタのカスタムをご紹介します。最近世界で話題になるMVアグスタのカスタムはレース直系のものではなく、どちらかという奇をてらったバイクばかりです。これもまたブランドとしての迷走をよく表しているのかもしれません。 Motor Bike Expoがヴェローナで開催されている。MVアグスタはそこで2台のスペシャルマシンを展示している。これは雑誌のヘッドラインを飾り、自身のブランドに関する話題を提供するためだろう。1台目のバイクはMVアグスタブルターレ800RRバリスティックトライデントだ。これは既に記事でお伝えしていると思う。そしてもう1台はMVアグスタドラッグスター800ブラックアウトだ。
名前が示すように、この車両はドラッグスター800のプラットフォームを利用している。そしてブラックアウトされた車体となっている。デザインは非常に興味深い。つまり中国のカスタムセンスが光っていると言える。レイン用のレースタイヤ、LEDヘッドライト、フォーク下の搭載された補助灯などだ。ペータル状のように思えるフロントディスク、プッシュスタート式ボタンなどが目につく。
Valter Moto Componentsのパーツも多数見受けられ、SCプロジェクトのエキゾースト、ピレリのタイヤなどイタリアのパーツでまとめられている。MVアグスタはドラッグスターのカスタムの限界に挑んでいると言えるが、その各モデルは今までのモデルよりも、より毒々しいと言える。このブラックアウトに関しては、MVアグスタのマーケティング部門にとってはその任務が完了したと言えるのではないだろうか?