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★MotoGPライダー評価2016 3位 ホルへ・ロレンソ

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motomattersのエメット氏による2016年のライダー評価の続きです。2016年にランキング3位となったロレンソ選手は今年からDucatiへ移籍する形となりますが、2016年は2015年にヤマハに評価されなかった自身を、特にヤマハに認めさせようとしたシーズンだったとエメット氏は分析します。 f:id:teletele916:20160320191750j:plain (Photo courtesy of michelin)

2016年のMotoGPライダーの評価として次に評価するのはホルへ・ロレンソだ。

ホルへ・ロレンソ ヤマハ8点/3位 233ポイント

疑いの余地なく全盛期にはホルへ・ロレンソは最速のライダーであったと言える。スロットルコントロール、ボディコントロール、バイクの上での繊細な身のこなし、タイヤのエッジグリップを感じ取り利用する能力においてロレンソの右に出るものはいない。カル・クラッチローがテック3ヤマハでライディングしていた時の言葉を借りると「ホルへと同じリーンアングルに自分達が到達出来る時というのは、転倒する直前なんですよ。」ということだ。

f:id:teletele916:20160403144705j:plain (Photo courtesy of michelin)

ホルへ・ロレンソは2016年にまさにこうした事を証明するためにシーズンを開始した。彼は2015年のタイトル獲得に関して主にその勝ち方について価値を認められておらず、無視されていると感じていた。彼は実際は関わっていない彼の勝利に関しての議論が、彼の勝利に影を投げかけていた。中でもヤマハが予定されていた彼のチャンピオンシップ獲得の祝賀をキャンセルしたことで、彼は自分の価値を認められていないと感じていた。彼はヴァレンティーノ・ロッシの(ヤマハでの)支配的な役割によって黙認を余儀なくされた。彼はチャンピオンシップを自らが世界で最高のライダーであったことを、ファン、メディア、ライバル達、そして何よりもヤマハに再び認めさせるために開始した。

f:id:teletele916:20160409203513j:plain (Photo courtesy of michelin)

ロレンソが2年連続でチャンピオンシップ優勝を果たせなかったのは、正確にはホルへ・ロレンソの日にならなかった日が多かったためだろう。まずはアルゼンチンの後にミシュランタイヤが固くなり、そしてエッジグリップが失われるという変更があった。そして2015年のヤマハの自前のエレクトロニクスほどに正確性が無い統一エレクトロニクスという問題もあった。ただ、何よりもエッジが動きすぎ、ロレンソが限界を掴む事が出来ないミシュランのウェットタイヤがあった。これらの要因が合わさって、2016年のヤマハM1は、ロレンソが限界でライディング出来ないバイクになってしまった。バイクが動き過ぎることで、彼の正確性や繊細さが無力なものとなってしまったのだ。


ロレンソの問題はこうした事で気がそらされたことによるものだろうか?彼がシーズンの序盤にDucatiに移籍をしようと決断したことは助けにはならなかった事は明らかだ。これは今年の始めのクレイジーな移籍劇の幕開けで、バルセロナ前にグリッド上のほとんどの新しい契約が決まったのだ。通常、バルセロナは年間の中で最初の契約が交わされるところであって、14番目や15番目の契約が交わされる場所ではない。ロレンソのDucatiとの契約はヤマハとの関係性を破壊したと言える。こうした雰囲気はシーズンを通じて続くこととなった。

f:id:teletele916:20160422094000j:plain (Photo courtesy of michelin)

最終的に、これはすべてロレンソ自身に降り掛かってきたもので、彼自身の失敗と言える。スタティクスからも、彼が疑う余地なく最速のライダーであることは間違いない。4回の優勝を含む10度の表彰台、2度の最速ラップ、そして他のどのライダーよりも多く、105周に渡ってレースをリードした。

f:id:teletele916:20160509144428j:plain (Photo courtesy of michelin)

物事が彼のやり方でうまく行かない時、彼の結果は嘆かわしいものだった。アッセンでは10位、そしてザクセンリンクでは15位という結果であった。ブルノでは過去最低となる17位であったが、ここでは彼のフロントタイヤがボロボロだったという理由があった。彼の名誉のために言っておくと、彼はオランダとドイツに関して言い訳はしていない。


これらがホルへ・ロレンソがDucatiに加入する2017年のどのような前兆となるだろうか?予想は難しいが、多くが予想しているとおり幸先は良い。ロレンソはデスモセディチでも速く、バイクですぐさま快適に走っているように見えた。復帰二年目ということでミシュランタイヤの性能も上がるだろうし、新しいフロントタイヤは良いフィーリングを提供するように思え、リヤタイヤの一新によってさらなるエッジグリップがもたらされるだろう。DucatiのGP16はレースで優勝する力があり、GP17はチャンピオンシップ争いをするに十分だろう。
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Rating The Riders, 2016: Jorge Lorenzo | MotoMatters.com | Kropotkin Thinks