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★MVアグスタ 資金難により新型スーパーバイクの開発は無し

MV Agusta

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一時はほぼ倒産という状況だったMVアグスタはBlack Oceanという投資グループによって救われた形となりましたが、その債務再編のために、従業員のレイオフ、生産数の削減、新型モデルの開発停止、R&D部門の人員削減など、厳しい状況に立たされています。復活して帰ってくるのはいつになるでしょうか? f:id:teletele916:20110217112106j:plain 過去数年に渡るMVアグスタのドタバタを考えるとこうなるのも理解できる。MVアグスタはカスティリオーニ ファミリーが再び経営の実権を握ってから苦戦を続けており、最近になってようやくロシア系投資グループのBlack Oceanによる債務再編と投資によって息を吹き返した。


しかし、同時に厳しい現実もある。製造コストが企業の許容出来る予算を超えているため、MVアグスタは、新しいスーパーバイクをしばらく生み出す事が出来ないというのだ。これはMVアグスタのCEOであるジョヴァンニ・カスティリオーニが、オーストラリアのAMCNのアラン・カスカートに語ったもの。その代わりMVアグスタは排気量を1200ccに引き上げる事になるブルターレに注力することになるという。このマシンは2016年のミラノのEICMAショーで見ることが出来ると予想されていたが、財政難という明確な理由でその登場はしばらく待たねばならない。


カスティリオーニはMVアグスタの株式の30%から40%をBlack Ocean投資グループに売却したとされている。ただ、そうした金の流れは明確ではなく、メルセデスAMGのこの企業に対するオーナーシップ体制に関するアナウンスも特にない状況だ。AMGのMVアグスタに関する関心はまだ残っており、おそらくジョヴァンニ・カスティリオーニは企業のオーナーシップ構造において、もはや大きな存在では無くなってきているのであろう。これはMVアグスタを巡る物語の中で興味深い点だ。


MVアグスタは既にその生産ボリュームを減らしており、カスカートによると、MVアグスタの販売目標台数は今まで我々が聞いていた9000台から5000台になるという。となると、さらにMVアグスタは工場で働く労働者の数を減らす事になり、従業員の数はおよそ300人から、200人以下になるだろう。AMCNによるとR&D部門(研究開発)も70人から40人に縮小されるという。


こうしたMVアグスタの債務再編に関連し、新型モデルの開発、2017年のレース活動など、このブランドからのニュースが少なくなることは間違いないだろう。

www.asphaltandrubber.com