★リヴィオ・スッポ「ホンダは全てのチームでライダー体制を変更していない」
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2017年のチーム体制について、ホンダのリヴィオ・スッポがバレンシアGPのレースウィークに語っていた内容をご紹介します。多くのチームがライダーを変更する中、ホンダはマルク・マルケス選手とダニ・ペドロサ選手という布陣を変更せずに2017年に挑みます。 (Photo courtesy of michelin)
ホンダ リヴィオ・スッポ
「マルケスが最初からホンダで走る事を望んでいて我々は本当にラッキーでした。彼は本当に特別なライダーですから。それにダニに関しても自然な成り行きというか、共に素晴らしい関係をずっと維持していますからね。ライダーとチームが良い関係であるというのは非常に重要なことですからね。」
また、ホンダはファクトリーチームだけでなく、LCRのクラッチロー選手、Marc VDSのジャック・ミラー選手とティト・ラバト選手というサテライトチームに関しても全くライダー変更を行っていないチームとなります。
(Photo courtesy of michelin)
ホンダ リヴィオ・スッポ
「カルに関してもそうです。我々はファクトリーチームだけでなく、全てのチームでライダー体制を全く変更していないんですよ。こうして関係を深めていくのは大事だと思っています。確かにシーズン序盤は乗りにくいバイクでしたけど、徐々に改善を加えているわけですからね。2015年のホンダのオープンバイクはMotoGPで戦う上では難しいバイクであった事は事実です。今シーズンの開幕にジャックは怪我もしていましたしね。来年もジャックには可能性を感じています。ティトに関してはルーキーですし、彼はMoto2でも速さを発揮するのに時間がかかるライダーでした。彼にとっても今シーズンは辛かったと思います。シーズン序盤のバイクのエレクトロニクスが全く無いような状態ではコントロールは難しかったでしょう。ただティトはハードワーカーだと思っていますし、来年は状況も良くなると思います。」
ホンダのRC213Vに関しては、LCRのクラッチロー選手、ジャック・ミラー選手も口をそろえて乗りにくいと語っていましたが、シーズン中盤から徐々に改善されており、特にレプソルホンダの2人が気に入らなかったというシャーシを使うようになってから、クラッチロー選手は素晴らしい成績を残しています。2017年はエンジンもビッグバン形式に変わって扱いやすくなったと言われていますので、期待が高まります。