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★MotoGP2016  スコット・レディング「今シーズンは長かった」

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今シーズンはトラブルに泣かされた感の強かったレディング選手ですが、結果的には良い方向に向かっていると前向きです。口が悪いイメージではありますが、それも良いマシンで良いレースをしたいがこそ。来年はGP16で戦う事になります。 f:id:teletele916:20161227085052p:plain (Photo courtesy of michelin)

Pramac Ducatiのスコット・レディングは、シーズン始めの安定感のなさが2016年のバイクについて学習をする段階にまで彼を後退させ、それがシーズン後半まで影響したという。彼は最高峰クラスの最初の2年間をホンダで走り、2016年からDucatiのサテライトチームへと移籍した。


彼のシーズン中の3つのリタイアは序盤の6戦でおきており、そのうち2つはマシンの不調によるものだった。そのうち1つは表彰台圏内だったアルゼンチンでのエンジントラブルとなっている。そしてもう1つのヘレスのリタイアはタイヤによるものだ。レディングは最終戦バレンシアでタイヤのロック、加速について問題を抱えており、この症状がシーズン中彼を悩ませていたという。


スコット・レディング

「シーズンを通じてハッピーでもあり、ハッピーでない時もありました。皆シーズン序盤にどれだけクソみたいな事が起きて、自分がレースを完走出来なかったかを忘れています。問題はレースからデータを得られないことなんです。バレンシアで起きた問題は、5戦ほど前に直すことが出来た問題でした。でも自分は5周か6周しかしていませんでしたし、まったく経験だとかデータを得ることが出来なかったんです。」


レディングは始めてのフロントローと表彰台を雨のレースとなったアッセンで獲得した。その後ドライのレースとなったドイツで4位で完走している。23歳のレディングはオーストリアで素晴らしいパフォーマンスを見せ、決勝では8位となった。


「レッドブルリンクは非常に良いレースが出来ました。タイヤに問題があったんですが、なんとか乗り越える事が出来ました。良い感触でしたよ。ミックスコンディションのレースでは、フルレースで学べるような事は学ぶ事が出来ません。オーストリアは、”良いレースで何かを学ぶことが出来た”と言える初めてのレースでした。今シーズンは長かったですね。うなだれた状態では終わらないですよ。来年もMotoGPで走る事が出来ますし、今年よりも良いマシンです。最終的には良い形ですね。」

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