★MotoGP2017 ロレンソ「MotoGPは黄金時代を迎えている。」
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2016年のMotoGPクラスでは天候が大きな役割を果たしましたが、9名の異なるライダーが優勝する歴史的なシーズンとなりました。そのことに触れてロレンソ選手はMotoGPは黄金時代を迎えている語りますが、今から2017年の開幕が待ちきれませんね。 (Photo courtesy of michelin)
3度のMotoGPクラスチャンピオンであるホルヘ・ロレンソは、現在のMotoGPは数年の暗い時代の後に、黄金時代を迎えていると考えている。2012年から2014年はわずかに3メーカーが、MotoGPに参戦していた。ファクトリーとサテライト合わせて11台ほどのバイクに加えて、安価なCRTとオープンクラスによってグリッドを埋めている時代であったのだ。
そのようなルールはもやは必要ではなくなり、今年から統一ECUを使用することになった事で、6メーカー、ホンダ、ヤマハ、Ducati、スズキ、アプリリア、KTMが2017年に参戦する。そして参戦メーカーが増えただけでなく、今年は9人の異なるライダーが優勝し、その内訳は4メーカー、6の異なるチームのライダーというものであった。
ホルへ・ロレンソ
「今は黄金時代ですね。厳しい時代もありました。3年、4年前はグリッド上に17台のバイクしかいませんでしたからね。でも今は(※今後は)23台で、おそらく18台は優勝のチャンスがあるでしょう。今年は9名の異なるライダーが優勝しましたが、来年は3つのファクトリーがMotoGPチャンピオンを抱えることになるわけです。観戦する側にとって非常に面白いと思いますよ。」
ロレンソはヤマハを去ってDucatiに移籍し、2017年に2007年以来の優勝をもたらそうとしている。ヤマハには9度世界タイトルを獲得しているヴァレンティーノ・ロッシがおり、ロレンソに変わりヤマハに加入したマーヴェリック・ビニャーレスもタイトル獲得の可能性がある。
ホンダはライダー変更がなかった唯一のチームで、マルク・マルケスとダニ・ペドロサは、さらに洗練されたパッケージのRCV213Vを手に入れると予想されている。スズキはマーヴェリック・ビニャーレスを失ったが、MotoGPで同じく優勝経験のあるアンドレア・イアンノーネと契約している。アプリリアとKTMもMotoGPで表彰台獲得経験のあるライダーを抱えることとなる。