★Urban Motor BMW R nine Tカスタム
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BMWのR nine Tは様々なカスタムをユーザーが楽しめるモデルですが、BMWもメーカーとしてこんなカスタムもあると言わんばかりに、様々な派生モデルをリリースしています。今回ご紹介するR nine Tはタンクとシートカウル一体という洗練されたスタイルを持ったUrban Motorのカスタムモデルです。全体にスッキリしたデザインになっていることと、エンジン、エキゾースト、フロントフォークまでブラックとなった事で、引き締まった印象を受けます。 Rnine TはBMWのスマッシュヒットだ。そのままでは優れたハンドリングを持ちレスポンスも良い。そしてデビューから3年しか経っていないにもかかわらず、そのプラットフォームは5つのモデル(スタンダード、ロードスター、ピュア、レーサー、アーバンG/S)にまで広がっている。
このラインナップがあれば大抵の人間は満足するが、中にはピュアモデルよりもさらに洗練されたモデルを求めるライダーもいる。もしそのスキルと資金があるのなら、その結果は素晴らしいものとなる。
このレーザーのように鋭いR nine Tはその証明だ。空冷2気筒のボクサーツインが新たな仕立てのスーツを纏い、サスペンションもアップグレードされている。これはベルリンのUrban Motorによるもので、顧客が自身の50歳の誕生日にオーダーしたもの。
ショップボスのピーター・ダネンベルグは「クラシカルモダンクロスオーバーにレースの雰囲気を取り入れる」というコンセプトを持っており、この2015年のBMW R nine Tもすぐにベンチの載せられた。そしてUrban Motornoメカニックであるウーべ・ハンチュがカスタムを施した。
彼らがアップグレードに必要な内容を熟知しているが、新しいボディワークを与えることのベネフィットも理解している。そのために彼らはボディ強化のためのいKRTフレームワークのマーヴィン・ディールを頼った。
マーヴィンはモノコックタンクとテールユニットの型として木を使用。最終的に彼がアルミニウムでタンクを製作するまでに、最適なデザインの完成には時間を要した。純正のタンクを使用しないということは、新たな燃料ポンプの位置を見つける必要があったが、ピーターによるとマーヴィンが素晴らしい解決策を見つけたという。
サスペンションはゴールドのスタンダードのものからブラックに変更、フルアジャスタブルにしたいという希望があり、彼らはBMW S1000Rの46mmフォークを使用した。その他の部分は、本当に細かい点まで変更が施されている。
クリップオンハンドルとフットコントロール類はギルスツーリング製。クラッチとブレーキマスターシリンダーはMagura製のHC1だ。グリップはMotogadgetを使用している。また、バーエンドミラーとリアターンシグナルもMotogadget製。
ブラックアウトされたエキゾーストはSpeed Products製で、ナンバープレートホルダーはマーヴィンの手製。テールライトはLEDとなり、キルスイッチとスタートボタンはタンクのすぐ横に移動されている。スヴェン・ヴァン・デン・ブラントがディープブルーとホワイトストライプの塗装を施している。Art Sattlerei Berlinがゴージャスなシートを手がけている。
ピーターによると、クライアントとUrban Motorでボディワークを担当したメルヴィンがデザインに関して合意するまで多少時間がかかったという。しかし完璧な物を作るのは簡単ではない。最終的には非常に美しいバイクとなっており、R nine Tの中でも刺激的なモデルとなり、純正のバイクよりも当然素晴らしい走りをする。
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