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★ユージン・ラバティ「WSBKマシンは強力にブレーキング出来る」

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今回のヘレステストではミシュランタイヤの本領を発揮するには寒すぎたという見方が強いですが、WSBKマシン特にジョナサン・レイ選手のタイムは脅威的でした。ラバティ選手もMotoGPバイクに対して、コーナーエントリーで差を詰めることが出来たと語っています。 f:id:teletele916:20161211034506p:plain

11月の2週間に、ユージン・ラバティはMotoGPマシンとWSBKマシンを操縦した。ラバティはAspar DucatiのフルタイムのMotoGPレーサーとしてのキャリアをバレンシアで終え、その2日後のテストでアプリリアのRS-GPをテストライダーとして走らせた。そしてヘレスでアプリリアのWSBKレーサーとしての準備をRSV4で始めた。ラバティにって最終日のヘレステストでは、彼はMotoGPライダー達と共に走り興味深い比較をすることが出来た。

ユージン・ラバティ

「馬力が最大の違いです。ただブレーキは本当に強力にかけることが出来ます。それ以外はコーナーの中から立ち上がり加速、そしてストレートではMotoGPバイクのほうが速いですね。ただ、コーナーエントリーでタイムを詰めることが出来るのには驚きました。」


ミルウォーキーアプリリアの新しいライダーであるラバティは、WSBKで使用しているピレリタイヤは、MotoGPのミシュランタイヤよりも最終的なブレーキングをハードにかけることが出来るという。


「ピレリのフロントタイヤについて皆が考えているようなのとは違い、最終的なブレーキングで本当に制動力を引き出す必要があるんです。今年はそうしたことが出来ませんでしたし、そこまでブレーキを強力にかけない乗り方をする必要がありました。ですからそういった意味では(WSBKに移って)ブレーキングは向上したと言えますけど、1シーズンブレーキをハードにかけないという乗り方をしていたので、慣れるまで時間がかかります。」


また、RSV4とRS-GPとでは大きな違いがあるのだろうか?


「スーパーバイクは長くて重くてと思っていました。でも、バイクは本当によく似ています。小さくまとまったレースバイクですね。タイヤと馬力は大きく異なりますけどね。スーパーバイクは馬力が少ないので簡単に思えます。ただこうしたトラックだといろいろと動き回る必要があるので大変です。」


ラバティは来シーズンはアプリリアのテストライダーを努めながらWSBKに参戦する。

www.crash.net